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馬鈴薯の市況予想|価格高騰はいつまで?今後の見通しを解説

2026年02月12日

馬鈴薯(じゃがいも)の価格高騰が続き、飲食店や一般家庭に影響が広がっています。
この状況がいつまで続くのか、今後の見通しが気になる方も多いでしょう。
この記事では、価格高騰の背景にある複数の要因を分析し、最新の価格推移データを基に将来の市況を予想します。

さらに、飲食店事業者から一般消費者まで、それぞれの立場に応じた具体的な対策も解説するため、今後の仕入れや家計管理の参考にしてください。

 

【結論】馬鈴薯の価格高騰は2025年春先まで続く見通し

結論から述べると、馬鈴薯の価格高騰は、北海道産の貯蔵品の品薄感が続く2025年の春先まで継続する見通しです。
春以降は、九州産の新じゃがの出荷が本格化することで需給が緩和され、価格は徐々に落ち着きを取り戻すと考えられます。

ただし、春先の天候不順などによっては高値が長引く可能性も残されています。
今後の価格動向を正確に把握するには、産地の天候や作付状況に関する最新情報に注意を払うことが重要です。

馬鈴薯の価格が高騰している3つの主な理由

馬鈴薯の価格高騰は、単一の原因ではなく、複数の要因が複雑に絡み合って発生しています。
国産の供給体制を支える主産地での天候不順に加え、海外からの輸入品に関わる経済的な要因も影響を及ぼしています。
ここでは、現在の価格高騰を引き起こしている主な3つの理由を掘り下げ、それぞれの要因が市場にどのように作用しているのかを具体的に解説します。

理由①:主産地・北海道の猛暑による小玉傾向と貯蔵量の減少

北海道は国内の馬鈴薯生産量の約8割を占めていますが、2024年の作柄については、一部で猛暑の影響が指摘されつつも、大豊作の可能性が報じられています。

2024年は2023年に続き高温傾向でしたが、2023年よりは平均気温が低下しています。生育期間中の雨不足により小玉傾向が見られ、特に十勝地方でこの傾向が報告されています。これにより、市場で需要が高いとされるLサイズや2Lサイズが減少し、MサイズやSサイズが多くなることで、単位重量あたりの収穫量が変動する可能性があります。

このような生育状況は、秋以降に出荷される貯蔵品の量に影響を与えることが考えられ、市場への供給量が例年と異なる可能性があります。冬から春にかけての国内供給は北海道産の貯蔵品に大きく依存するため、貯蔵量の状況が市場全体の品薄感や価格に影響を及ぼす可能性があります。

理由②:春先の供給を担う九州産の生育遅れ

北海道産の貯蔵品が少なくなる春先の供給は、長崎県や鹿児島県などの九州産の新じゃがに切り替わります。
しかし、2024年秋から冬にかけての植え付け時期に、九州地方で天候不順が見られ、一部で生育の遅れが報告されています。
これにより、本来であれば北海道産からスムーズに供給が引き継がれるはずの「リレー出荷」に隙間が生じる懸念が高まっています。

北海道産の在庫が底をつくタイミングと、九州産の新じゃがの出荷が本格化するタイミングがずれることで、一時的に品薄状態が深刻化し、価格がさらに上昇するリスク要因となっています。

理由③:円安による輸入冷凍ポテトや加工品コストの上昇

円安の進行も、国内の馬鈴薯価格を押し上げる間接的な要因となっています。
外食産業で広く利用されるフライドポテトなどの冷凍加工品は、その多くをアメリカやヨーロッパからの輸入に頼っています。
円安によって輸入品の仕入れコストが大幅に上昇しており、これが業務用ポテト製品の値上げにつながっています。

その結果、一部の需要が比較的価格の安定していた国産の生鮮馬鈴薯へとシフトし、国内市場の需給をさらに逼迫させる一因となりました。
このように、国産品の供給不安に加え、輸入品のコスト増が国内価格全体を押し上げる構造になっています。

 

 

 

最新の馬鈴薯の価格推移をデータで確認

馬鈴薯の市況を正確に理解するためには、実際の価格データを確認することが不可欠です。
市場における需給バランスの変化は、卸売価格に反映され、その後、小売価格に影響を与えることがあります。

ここでは、卸売市場と小売店の両面から価格推移を追うことで、現在の価格水準がどの程度であるのかを客観的に把握します。

卸売市場における馬鈴薯の平均価格の動向

卸売市場の価格は、馬鈴薯市況の先行指標となります。
例えば、東京中央卸売市場のデータを見ると、2024年秋以降、馬鈴薯の平均価格は平年を大幅に上回る水準で推移しています。
特に、北海道産の貯蔵品の供給が本格化する冬場においても価格は下落せず、高値を維持している状況です。

これは、前述の通り、北海道産の小玉傾向による供給量の減少が市場に織り込まれていることを示しています。
日々の取引価格は天候や入荷量によって変動しますが、全体的なトレンドとしては、供給不足を背景とした強い価格基調が続いていると分析できます。

スーパーなど小売店での馬鈴薯の販売価格の推移

卸売価格の上昇は、通常、数週間から1ヶ月程度のタイムラグを経て、スーパーマーケットなどの小売価格に反映されます。
総務省が公表する小売物価統計調査でも、馬鈴薯の価格は前年同月比で高い水準を示しています。
店頭では、1袋あたりの価格が上昇するだけでなく、内容量が減らされたり、特売の頻度が減少したりといった実質的な値上げもみられます。

卸売価格が高止まりを続けていることから、今後も当面の間は、小売店での販売価格も高値圏で推移する可能性が高いと考えられます。
家計への影響を抑えるには、価格変動を注視し、比較的価格が落ち着いたタイミングを狙って購入するなどの工夫が求められます。

今後の馬鈴薯の価格を左右する3つの変動要因

現在の価格高騰がいつ収束に向かうのか、その見通しを立てるためには、今後の供給量に影響を与える複数の要因を注視する必要があります。
特に、これから収穫期を迎える産地の天候や、次年度の生産計画、そして海外からの輸入動向が重要な鍵を握ります。

ここでは、今後の馬鈴薯の価格を左右する3つの主要な変動要因について解説し、市況の先行きを読むためのポイントを整理します。

各産地(九州・関東)の今後の天候と作柄

今後の価格動向を占う上で最も重要なのが、春から初夏にかけて収穫期を迎える産地の天候です。
具体的には、4月~5月に出荷が本格化する九州産(長崎、鹿児島など)と、それに続く5月~7月の関東産(茨城、千葉など)の作柄が市場の需給を大きく左右します。
これらの地域で、生育に適した温暖な気候と適度な降雨が続けば、順調な収穫が見込まれ、市場への供給が増えることで価格は安定に向かうでしょう。

逆に、干ばつや長雨、低温などの天候不順が発生した場合は、収穫量が減少し、高値がさらに長引く可能性があります。
そのため、各産地の気象情報や生育状況に関する報道には、特に注意が必要です。

2025年産の作付面積の動向

長期的な価格動向を見る上では、次年度の作付面積も重要な指標です。
一般的に、ある作物の価格が高騰すると、翌年の作付面積は増加する傾向にあります。
2024年の高値を受けて、2025年産の馬鈴薯の作付面積を増やす生産者が多ければ、秋以降の供給量は増加し、需給バランスが緩和されることが期待されます。

しかし、生産者の高齢化や他の作物への転換、さらには種芋の確保状況といった要因も絡むため、必ずしも作付面積が増加するとは限りません。
農林水産省などが発表する作付動向の統計は、将来の供給量を予測する上で貴重な情報源となります。

輸入ポテトの供給量と為替レートの変動

国内の生鮮品だけでなく、冷凍ポテトなどの輸入品の動向も市況に影響を与えます。
主要な輸入先であるアメリカやヨーロッパの生産状況や、国際的な輸送網の状況によって、日本への供給量は変動します。
もし海外で豊作となり、安定した供給が見込めるようになれば、国内の業務用需要の一部が輸入品に戻り、生鮮品の需給逼迫が緩和される可能性があります。

また、為替レートが円高方向に動けば、輸入コストが低下し、加工品の価格が下がることで、間接的に国内の生鮮品の価格上昇圧力を弱める効果も期待できます。
国際市況と為替の動きは、国内市場と密接に関連しているのです。

【立場別】価格高騰への具体的な対策

 

馬鈴薯の価格高騰は、さまざまな立場の人々に影響を及ぼします。
経営コストの増加に直面する飲食店事業者、出荷戦略を練る農業関係者、そして日々の家計を管理する一般消費者では、取るべき対策も異なります。
ここでは、それぞれの立場から、この価格高騰の局面を乗り切るための具体的かつ実践的な対策を提案します。

状況を正しく認識し、適切な行動をとることが重要です。

飲食店・食品事業者向け:代替品の検討とメニュー価格の見直し

飲食店や食品事業者にとって、仕入れコストの増加は利益を直接圧迫します。
対策として、まずは代替品の検討が挙げられます。
ポテトサラダや付け合わせには、さつまいもやかぼちゃ、里芋など、価格が比較的安定している他の根菜類を活用することで、コストを抑えつつメニューの魅力を維持できます。

また、馬鈴薯の使用量が少ない新メニューを開発したり、既存メニューのレシピを見直したりすることも有効です。
どうしてもコスト増を吸収できない場合は、顧客への丁寧な説明を行った上で、メニュー価格の改定も視野に入れる必要があります。
安定供給が見込める輸入冷凍ポテトへの切り替えも、業態によっては有効な選択肢となります。

農業関係者・生産者向け:出荷タイミングの見極め方

生産者や出荷業者にとっては、価格高騰は収益を増やす好機ともなり得ます。
馬鈴薯は貯蔵性が高い作物であるため、市場の動向を見極めながら出荷タイミングを調整することが可能です。
日々の卸売市場の価格や、他の産地の出荷予測、天候情報などを継続的に収集し、需給が最も逼迫して高値が見込まれるタイミングを予測することが重要です。

ただし、長期の貯蔵は品質劣化のリスクや貯蔵コストを伴うため、品質を維持できる期間と市場価格のバランスを慎重に判断する必要があります。
計画的な出荷戦略を立てることで、収益の最大化を目指せます。

一般消費者向け:適切な保存方法と買いだめの判断基準

一般家庭では、計画的な購入と適切な保存が家計防衛につながります。
馬鈴薯は、光に当たると芽が出やすくなるため、新聞紙で包むか紙袋に入れ、風通しの良い冷暗所で保存するのが基本です。
りんごと一緒に保存すると、りんごから出るエチレンガスの効果で発芽を抑制できます。

価格が比較的安定している時に少し多めに購入し、正しく保存することで、高値の時期の購入を避けられます。
ただし、過度な買いだめは品質を落とし、食品ロスにつながるため、1ヶ月程度で使い切れる量を目安にしましょう。
カット済みの冷凍ポテトなどを活用するのも、価格と利便性の両面で賢い選択です。

馬鈴薯の市況に関するよくある質問

馬鈴薯の価格高騰が続くなか、多くの人がさまざまな疑問を抱いています。
価格はいつになったら落ち着くのか、ポテトチップスのような加工品にも影響が及ぶのか、といった具体的な質問が寄せられます。
ここでは、そうした馬鈴薯の市況に関してよくある質問を取り上げ、Q&A形式で簡潔に解説します。

疑問を解消し、今後の判断材料として役立ててください。

価格が安定するのはいつ頃になりますか?

2025年のじゃがいもは、2024年夏の北海道での猛暑と雨不足による収穫量減少、九州産の不作、さらに輸入品の値上がりや円安の影響で、高値で推移する見込みです。 春から初夏にかけて出回る九州産のじゃがいもは、春先の寒さや長雨の影響で不作が見込まれています。 そのため、例年であれば新じゃがが出始めるゴールデンウィーク明けに価格が落ち着く可能性も指摘されていますが、天候不順が続けば高値が継続することも考えられます。 本格的な価格の落ち着きは、次期作である北海道産の収穫が始まる秋以降になる可能性もあります。

ポテトチップスなど加工品の価格にも影響はありますか?

はい、影響は避けられません。
多くの加工品メーカーは契約栽培で原料を安定確保していますが、全体的な原料不足と輸送費などのコスト増により、すでに一部商品で内容量の変更や価格改定が行われています。
生鮮品の価格高騰が続けば、今後さらに多くの加工品で価格への反映が進む可能性があります。

家庭菜園でじゃがいもを育てるのは対策になりますか?

家計の足しとして一定の効果は期待できますが、価格高騰への根本的な対策とまでは言えません。
家庭菜園は自分で育てる楽しみや食育の面で有意義ですが、収穫量は天候に左右されやすく、種芋や肥料の購入費用もかかります。
安定した収穫を得るには、病害虫対策などの知識も必要です。

まとめ

馬鈴薯の価格高騰は、主産地である北海道の天候不順による供給減を主な原因として、2025年春先まで続く見通しです。
春以降の九州産や関東産の出荷が始まれば、需給は緩和に向かうと予測されますが、今後の天候次第では高値が長引く可能性も残ります。
この状況に対し、飲食店事業者は代替品の検討、生産者は出荷時期の調整、一般消費者は計画的な購入と適切な保存といった対策を講じることが求められます。

今後の価格動向を正確に把握するためには、各産地の作柄や天候、さらには輸入動向に関する最新の情報を継続的に注視することが不可欠です。

北のやさい便が選ばれる理由

 

産地直結だからこそ実現できる安定供給体制

北のやさい便は、北海道の生産現場と直接つながる仕入れネットワークを構築しています。
北海道は国内の馬鈴薯生産量の約8割を占める一大産地です。
しかし、ただ産地が近いだけでは、市況変動期の安定調達は実現できません。
私たちは長年にわたり築き上げた生産者との信頼関係を基盤に、作柄情報をリアルタイムで把握し、貯蔵品の確保から出荷調整まで、きめ細かな対応を行っています。
天候不順で小玉傾向が見られる年でも、複数の産地・生産者と連携することで、必要なサイズ・品質の馬鈴薯を安定的に供給する体制を整えています。

市況変動を見据えた戦略的な在庫管理

価格が乱高下する時期に求められるのは、目先の安値を追うことではなく、年間を通じた調達計画の最適化です。
仲卸業者、商社様への提案でもご案内している通り、北のやさい便では、お客様の事業規模やご要望に応じた柔軟な供給プランをご提案しています。

品質管理と鮮度維持へのこだわり

価格高騰期には、品質の劣る品物が市場に出回りやすくなるという側面もあります。
小玉傾向や貯蔵期間の長期化により、品質が不安定になりがちな状況下でも、北のやさい便は徹底した品質チェック体制を維持し、お客様の期待に応え続けることをお約束します。

市況の先を読む情報提供力

北のやさい便は、単に商品を納品するだけでなく、産地の作柄情報、気象データ、市場動向など、仕入れ判断に役立つ情報を積極的に提供しています。
「次の価格上昇局面はいつ来るのか」「今、まとめて仕入れるべきか、様子を見るべきか」。
こうした判断を、確かな情報に基づいて行えることが、市況変動期を乗り切る鍵となります。
私たちは、お客様のビジネスパートナーとして、調達リスクを共に管理し、安定経営を支える存在でありたいと考えています。
馬鈴薯の市況が不透明な今だからこそ、信頼できる仕入れ先との関係構築が、皆様の事業を守る最大の防御策となるのです。

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