【仲卸業者向け】北海道野菜を安定調達するには?選び方と仕入れのポイント解説|北のやさい便
2025年07月21日
北海道産野菜は、その高品質と安定供給力から、全国の仲卸業者や外食産業にとって重要な仕入れ先となっています。しかし、「毎回同じ品質のものを確保したい」「出荷時期のズレが心配」「小ロットや加工対応はできる?」といった悩みを抱える仲卸業者も多いのが現実です。
本記事では、北海道産野菜・青果の強み、仲卸として意識したい仕入れのポイント、そして北のやさい便が提供できる具体的なサポート内容をご紹介します。
なぜ仲卸業者が北海道野菜を選ぶのか?
北海道の野菜は全国トップクラスの生産量を誇り、たとえば玉ねぎは年間約130万トンのうち、北海道産が80万トン以上と全国シェアの6割を超えています。特に北見地方は日本最大の産地として知られ、業務用の加工や冷蔵出荷にも対応。学校給食・外食チェーン・中食工場などにおいて、年間を通じて安定した需要があります。
同様に、じゃがいもは国内生産の約8割(150万トン中120万トン前後)が北海道産で、コロッケ・ポテトサラダ・ポテトチップスなど加工食品の原料として全国に出荷されています。
また、にんじんも北海道は全国第2位の生産量(約17万トン)を誇り、とくに十勝・富良野地域では色味が鮮やかで糖度が高い品種が多く、スティックカットやピューレ加工に最適とされています。
そして、大規模農業によって規格や品質が安定しやすく、計画的な出荷体制も整っているため、仲卸業者が求める「安定調達」「品質のばらつき低減」を両立できます。さらに、各地域の特性に合わせた品種選定や収穫管理が徹底されており、食味・見た目ともに市場競争力の高い野菜が多く出荷されています。
仲卸として押さえたい仕入れのポイント
1. 出荷時期と鮮度管理
北海道産野菜は地域によって収穫時期が異なるため、十勝・北見・富良野・道南など複数エリアを押さえることで、より長期間の調達が可能になります。例えば、同じ玉ねぎでも道東・道北・道南と順に出荷時期がずれるため、通年での安定供給に役立ちます。
また、低温流通(コールドチェーン)を活用することで、鮮度を維持したまま全国への配送も可能です。収穫後のスピーディーな出荷体制とあわせて、鮮度と食味の良さを担保したまま納品できます。
2. 加工対応と規格バリエーション
仲卸業者が飲食店や給食施設に提案する際、「皮むき済み」「1/4カット」「スライス済み」など加工済み野菜は非常に重宝されます。
北海道では現地での加工対応が進んでおり、収穫後すぐに加工・真空パックすることで、ロス削減や下処理時間の短縮に貢献できます。さらに、規格も「サイズ指定」「形状選別」など細かく対応できるため、提案先の要望に応じた納品が可能です。
3. 小ロット・試験導入の対応力
「まずは試してみたい」「特定の取引先向けに数十kgだけ必要」──そんなときに、小ロット(10kg〜)でも柔軟に対応してくれるパートナーは仲卸にとって頼もしい存在です。
北のやさい便では、少量・多品目の仕入れにも柔軟に対応しており、新規導入時のテスト出荷や、繁忙期における臨時の追加発注にもスムーズに応じることができます。
北海道産で人気の仲卸向け野菜
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玉ねぎ(北見・富良野):固形分が高く、煮崩れしにくいため加工適性が高い。通年出荷が可能。
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にんじん(十勝・富良野):高糖度で彩りも鮮やか。カットやピューレ加工にも対応。
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青ねぎ(道央):シャキ感があり、トッピング用途で引き合いが多い。
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キャベツ(道南):葉質が柔らかく、千切りや炒め物にも最適。
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とうもろこし(道央・道南):スイート種中心で、生でも甘い。加熱調理や冷凍加工にも。
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かぼちゃ(十勝・南空知):ホクホク系の甘みある品種が中心。スープ・煮物・スイーツにも活躍。
北のやさい便が提供するサポートとは?
仲卸業者の声をもとに、北のやさい便では以下のような仕入れ支援体制を整えています:
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契約農家とのネットワーク:主要産地の複数農家と直接連携。必要な時に必要な量を確保。
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加工対応(皮むき・カット・真空パック):飲食・給食・ホテル向け商品としても活用可能。
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小ロット10kg〜の注文対応:まずは試したい、急な納品などにも柔軟に対応。
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コールドチェーンによる全国配送:札幌・東京・大阪など主要エリアへの配送実績あり。
また、品目別出荷カレンダーやカット加工対応マップなど、提案に使える資料も豊富に用意しています。
導入事例から見る実際の効果
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レストラン仲卸
複数店舗のイタリアン向けにキャベツと玉ねぎを定期供給。皮むき対応により納品後すぐ使用でき、厨房工数を25%削減。 -
給食関連仲卸
カットにんじんと玉ねぎを定期導入し、下処理時間を週6時間短縮。調理スタッフの負担軽減に貢献。 -
EC仲卸(飲食店向け通販)
青ねぎやとうもろこしを夏メニューとして提案。珍しい品種の紹介も好評で、定期購入に繋がる顧客も増加。
よくあるご質問(FAQ)
Q. 契約栽培は対応していますか?
A. はい、必要量・時期・規格をもとに、事前に契約して栽培・出荷スケジュールを組むことが可能です。
Q. オーガニック対応はありますか?
A. 一部農家との連携により、特定品目で有機JAS対応商品もご提案可能です。
Q. 加工品の納期はどのくらい?
A. 加工内容や数量にもよりますが、通常1週間程度の余裕を見ていただければ対応可能です。
Q. サンプル出荷は可能ですか?
A. はい。10kg程度から試験導入やサンプル出荷に対応しています。
Q. 支払条件や取引開始の流れは?
A. 初回は前払いもしくはカード決済となりますが、継続取引後は請求書払いにも対応可能です。与信確認などご相談ください。
まとめ:北海道野菜で仲卸業務の安定と差別化を
仲卸業務では、取引先に応じた柔軟な提案と安定供給が求められます。北海道産野菜は、品質・品目の豊富さ・加工適性・流通体制の全てでそのニーズに応えてくれます。
北のやさい便では、仲卸業者の業務を支えるパートナーとして、産地直結の調達力と、小ロットから対応可能な柔軟さを活かし、日々の仕入れ業務をサポートいたします。
「特定の店舗向けに旬の野菜を提案したい」「価格と品質のバランスが取れた仕入れ先を探している」など、仲卸としての課題やご要望があれば、ぜひお気軽にご相談ください。