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玉ねぎ価格高騰はなぜ?高い理由と今後の見通し、安く買うコツ

2025年10月31日

さまざまな料理で活躍する玉ねぎは、食卓に欠かせない野菜の一つです。
しかし近年、このタマネギの価格が高騰し、家計への影響を懸念する声が増えています。

この記事では、玉ねぎの価格が高騰している理由から、今後の価格見通し、そして価格が高い状況でも賢く購入するための具体的な工夫までを詳しく解説します。

現在の玉ねぎの価格は?市場の動向をチェック

現在の玉ねぎの価格は、全国的に平年よりも高い水準で推移する傾向が見られます。
特に2022年には記録的な価格高騰がありましたが、その後も価格の変動は続いており、安定しない状況です。

市場への供給量が価格を大きく左右するため、主産地の作柄や天候によって、価格は常に変化しています。
週ごとや月ごとの価格動向を注視し、購入のタイミングを見極めることが求められます。

玉ねぎの価格が高騰している3つの主な理由

家庭の常備野菜である玉ねぎの価格が、なぜ高い水準で推移しているのでしょうか。
その背景には、単一ではない複数の要因が複雑に絡み合っています。
天候不順による生産量の減少といった直接的な理由に加え、生産や流通の過程で発生するコストの増加も価格に影響を与えています。

ここでは、価格高騰につながっている主な理由を3つの側面から掘り下げていきます。

天候不順による主要産地の収穫量減少

玉ねぎの価格高騰の最も大きな要因は、天候不順による収穫量の減少です。
特に国内生産量の多くを占める北海道などの主要産地において、夏の猛暑や干ばつ、あるいは局地的な大雨といった異常気象が玉ねぎの生育に深刻な影響を与えました。

生育不良によって玉ねぎが十分に大きくならず、小玉傾向になったり、収穫量そのものが落ち込んだりすることで、市場への供給が減少します。
需要に対して供給が追い付かない状況が、小売価格の上昇を招いているのです。

肥料や燃料など生産コストの上昇

生産現場におけるコストの上昇も、価格を押し上げる要因となっています。
世界的なエネルギー価格の上昇や為替の変動は、玉ねぎの栽培に不可欠な肥料や農薬、農業用ハウスの暖房に使う燃料などの価格高騰に直結しました。

農家はこれらのコスト増加分を価格に転嫁せざるを得ない状況にあります。
生産にかかる費用そのものが上がっているため、豊作であっても以前のような安い価格で販売することが難しくなっているのです。

輸送コストの増加が価格に影響

生産された玉ねぎを産地から全国の消費地へ届けるための輸送コストの増加も最終的な小売価格に影響を及ぼしています。
原油価格の上昇に伴いトラック輸送にかかるガソリン代や軽油代が高騰し続けています。
また物流業界全体で問題となっているドライバー不足や人件費の上昇も輸送コストを押し上げる一因です。

これらの物流コストの増加分が卸売価格や小売価格に上乗せされるため消費者が購入する際の価格も高くなります。

玉ねぎの価格高騰はいつまで?今後の見通しを解説

玉ねぎの価格が高い状態が続くと、この状況がいつまで続くのか、今後の見通しが気になります。
価格の先行きは、主に国内の収穫状況と海外からの輸入動向という2つの要素に左右されます。

天候に大きく依存する農産物であるため、正確な予測は困難ですが、今後の価格を占う上での重要なポイントを解説します。

次の収穫時期から予測する価格の変動

今後の価格動向を予測する上で最も重要なのは、次の収穫時期の作柄です。
国内の玉ねぎは、主に秋に収穫される北海道産と、春に出荷が始まる佐賀県などの西南暖地産がリレー形式で供給されています。
そのため、秋以降の北海道産の出荷が本格化する時期や、春先の新玉ねぎの収穫が始まるタイミングで、市場への供給量が増えて価格が落ち着く可能性があります。

しかし、次期作の作付け面積や生育期間中の天候によって収穫量は大きく変動するため、予断を許さない状況が続きます。

輸入玉ねぎの供給量が価格を左右する可能性

国内産の玉ねぎの供給が不安定な時期には、輸入玉ねぎが価格の安定に寄与する場合があります。
主に中国などから輸入される玉ねぎは、国産の品薄感を緩和する役割を担っています。

しかし、輸入価格は現地の生産状況や為替レートの変動に大きく影響されます。
円安が続くと輸入コストが上昇し、輸入玉ねぎの価格も高くなる傾向です。
また、輸出国での天候不順や輸出規制なども供給量を左右するため、輸入玉ねぎが必ずしも価格の抑制要因になるとは限りません。

価格高騰でも大丈夫!玉ねぎを安く買うための4つの工夫

玉ねぎの価格が高い状況が続くと、日々の食費への影響が避けられません。
しかし、購入方法や選び方を少し工夫するだけで、出費を抑えることが可能です。
スーパーマーケットで通常通り購入するだけでなく、さまざまな選択肢を検討することで、家計の負担を軽減できます。

ここでは、価格高騰時にも役立つ、玉ねぎを安く手に入れるための具体的な工夫を4つ紹介します。

産地直売所や農家直営店を利用する

スーパーマーケットを通さず、生産者から直接購入できる産地直売所や農家が運営する店舗を利用する方法があります。
これらの店舗では、市場や卸売業者を経由しないため、中間マージンがかからず、比較的安価に新鮮な玉ねぎを購入できる可能性が高いです。
また、生産者の顔が見える安心感も得られます。

ドライブや旅行の際に立ち寄ったり、近隣に直売所がないか探してみたりするのも一つの手段です。
規格外品が格安で販売されていることもあります。

サイズ不揃いの「訳あり品」を賢く選ぶ

サイズが小さすぎたり大きすぎたり、形が少し変形していたりする「訳あり品」や「規格外品」を狙うのも賢い選択です。
これらの玉ねぎは、見た目の問題で正規の流通ルートには乗りにくいものの、味や品質は正規品とほとんど変わりません。
道の駅や農産物直売所のほか、近年ではオンラインストアでも手軽に購入できます。

特に業務用スーパーなどでは、大容量の袋詰めで安価に販売されていることが多く、家計の助けとなります。

旬の時期に購入して適切に保存する

玉ねぎは収穫量が増える旬の時期に価格が安定しやすい傾向にあります。
北海道産は秋から冬、西南暖地産の新玉ねぎは春が主な旬です。
これらの時期に価格が落ち着いたタイミングで多めに購入し、正しく保存することで食費の節約につながります。

玉ねぎは湿気に弱いため、ネットなどに入れて風通しの良い、日の当たらない涼しい場所に吊るして保存するのが基本です。
新玉ねぎは水分が多いため、冷蔵庫の野菜室で保管し、早めに使い切るのが適しています。

冷凍や乾燥タイプの加工玉ねぎを活用する

生の玉ねぎだけでなく、冷凍や乾燥タイプの加工品をうまく活用することも有効な手段です。
カット済みの冷凍玉ねぎは価格が安定していることが多く、使いたい分だけ取り出せるため無駄がありません。

また、みじん切りやスライスを乾燥させた乾燥玉ねぎは、スープや炒め物に加えるだけで手軽に使え、長期保存が可能です。
これらの加工品は調理の手間を省けるというメリットもあり、生の玉ねぎの価格が高い時期には代替品として重宝します。

まとめ

玉ねぎの価格高騰は、天候不順による主要産地の収穫量減少、そして肥料や燃料、輸送費といった生産・流通コストの上昇が複合的に絡み合って発生しています。
今後のタマネギの価格見通しは、次期作の作柄や輸入動向に左右されるため不透明な部分も残ります。

しかし、価格が高い状況でも、産地直売所を利用したり、サイズ不揃いの訳あり品を選んだりすることで、購入費用を抑えることは可能です。
また、価格が比較的安定している冷凍品や乾燥品などの加工玉ねぎを料理に取り入れることも、家計の負担を軽減する有効な手段となります。

北のやさい便が選ばれる理由

北のやさい便が経営するスーパーマーケット

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実は、日本の玉ねぎ生産量の約65%を占めているのが北海道なんです。
つまり、北海道の玉ねぎ事情を押さえることが、安定供給への近道といえるでしょう。

北のやさい便は、北海道の生産者と全国の事業者様をダイレクトにつなぐ野菜卸売のプロフェッショナルです。
価格が不安定な時期でも、産地との強固なネットワークを活かして、できる限り安定した価格でのご提供を心がけています。

特に外食産業や給食事業者様にとって、原材料費の変動は経営に直結する重要な問題ですよね。
私たちは、【2025年北海道玉ねぎ作況・不作・価格高騰の影響まとめ】でも詳しく解説しているように、最新の作況情報を常に把握し、お客様に適切な情報提供を行っています。

さらに、新鮮な野菜を全国へお届けする配送システムにより、産地直送の鮮度を保ったまま、迅速にお届けすることが可能です。
中間マージンを極力カットすることで、コストパフォーマンスの高い仕入れを実現しています。

また、規格外品や訳あり品など、味は正規品と変わらないのに価格を抑えられる商品のご提案も積極的に行っています。
大量仕入れをご検討の場合は、ロット単位での価格相談も承っており、お客様のニーズに合わせた柔軟な対応が可能です。

農林水産省の野菜需給情報によると、今後も天候リスクは続くと予想されています。
だからこそ、信頼できるパートナーとして、北のやさい便は皆様の事業を全力でサポートします。

価格高騰に悩む今だからこそ、北海道産地直送の力を借りてみませんか?
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