スナップエンドウとスナックエンドウの違いは?実は同じ野菜!
2026年01月27日
スナップエンドウとスナックエンドウの違いは何かと疑問に思ったことがあるかもしれません。
実はこの二つは、呼び方が異なるだけで植物としては全く同じ野菜です。
もともとは「スナックエンドウ」という商品名で市場に登場しましたが、後に農林水産省によって「スナップエンドウ」という名称に統一されました。
この記事では、名称の由来や経緯、スナップエンドウの美味しい食べ方、新鮮なものの見分け方、適切な保存方法まで詳しく解説します。

スナップエンドウとスナックエンドウは呼び方が違うだけで同じ野菜
スーパーなどで見かける「スナップエンドウ」と「スナックエンドウ」は、実は呼び方に違いがあるだけで、全く同じ緑黄色野菜を指します。
どちらの名前で購入しても、品種や味、食感に違いはありません。
なぜ二つの呼び名が混在しているかというと、日本で販売が始まった際の商品名と、後に国が定めた正式名称が異なるためです。
現在では「スナップエンドウ」という名称が一般的になりつつありますが、昔からの名残で「スナックエンドウ」として販売している地域や店舗も存在します。
正式名称はどっち?名前の由来と統一された経緯
現在、この野菜の正式名称は「スナップエンドウ」とされています。
しかし、一時期は「スナックエンドウ」という名前が広く使われていました。
なぜ二つの名前が存在し、どのようにして「スナップエンドウ」に統一されたのでしょうか。
ここでは、その歴史的な背景と名前の由来について掘り下げていきます。
発売当初の商品名から、農林水産省による名称統一までの経緯を知ることで、二つの名前が混在する理由が明確になります。
「スナックエンドウ」は発売当初の商品名だった
スナップエンドウは、アメリカでグリーンピースを品種改良して作られた新しい品種のえんどうです。
日本に導入された当初、ある種苗会社が「お菓子のスナックのようにサヤごと手軽に食べられるえんどう」という意味を込めて、「スナックエンドウ」という商品名を付けて販売を開始しました。このキャッチーな名前と、パリッとした新しい食感が消費者に受け入れられ、「スナックエンドウ」という呼び名が市場に広く浸透していきました。そのため、今でも年配の方を中心にこちらの名称で覚えている人が多くいます。
農林水産省によって「スナップエンドウ」に名称が統一された
「スナックエンドウ」という名称が広く普及する一方で、農林水産省は1983年に野菜の名称統一に乗り出しました。
その際、この野菜の英語名である「Snappea(スナップピー)」の発音に近い「スナップエンドウ」を和名として正式に採用しました。
「Snap」には「ポキンと折れる」という意味があり、この野菜の食感や特徴を的確に表しています。
他のえんどうとの違いを明確にする狙いもありました。
この統一以降、メディアや青果市場では「スナップエンドウ」が標準的な呼び名となり、徐々に浸透していきました。
スナップエンドウはどんな野菜?味や食感の特徴
スナップエンドウは、エンドウ豆の一種で、サヤと豆の両方を食べられるのが大きな特徴です。
最も流通量が多いのは2月で、この頃が旬の時期とされています。春から初夏にかけても出荷されます。
見た目が似ている絹さややグリーンピースとは、厚みや食べ方で明確な違いがあります。
ここでは、スナップエンドウならではの味や食感の魅力と、他の豆類との見分け方について解説します。
その特徴を知ることで、料理への活用法も広がります。
サヤごと食べられる甘みとパリッとした食感が魅力
スナップエンドウの最大の魅力は、肉厚なサヤが持つ甘みと、中の豆の甘さが合わさった豊かな風味です。
加熱するとその甘みはさらに増し、子どもから大人まで楽しめる美味しさがあります。
食感は非常に特徴的で、噛むと「パリッ」と音がするほどの心地よい歯ごたえがあります。
この軽快な食感は、サヤが持つ水分と繊維質によるものです。
サラダやおひたし、和え物、炒め物、スープの具材など、幅広い料理でその食感と彩りを活かせます。
シンプルな塩茹でだけでも、素材本来の味を十分に楽しめます。
似ている野菜「絹さや」「グリーンピース」との見分け方

スナップエンドウは、同じエンドウ豆の仲間である絹さややグリーンピースと混同されがちですが、見分けるのは簡単です。
絹さやは、中の豆が未熟なうちに収穫するもので、サヤが非常に薄く、平たい形をしています。
シャキシャキとした食感が特徴です。
一方、グリーンピースは完熟した豆だけを食べる品種で、サヤは硬く食用には向きません。
スナップエンドウは、これらの中間的な特徴を持ち、サヤが肉厚でふっくらとしており、中の豆が大きく成長してもサヤごと食べられる点で区別できます。
新鮮で美味しいスナップエンドウを見分ける3つのポイント
美味しいスナップエンドウを選ぶには、鮮度を見極めることが重要です。
購入する際には、色、ハリ、そしてヘタの状態という3つのポイントを確認しましょう。
まず、全体の色が鮮やかで濃い緑色をしているものを選びます。
黄色っぽく変色しているものは鮮度が落ちています。
次に、表面にハリとツヤがあり、触ったときにふっくらとした弾力を感じるものが新鮮な証拠です。
シワが寄っていたり、しなびているものは避けましょう。
最後に、豆の付け根にあるヘタの部分が、みずみずしい緑色でピンとしているかを確認します。
ここが茶色くなっているものは収穫から時間が経っています。
食感を良くするスナップエンドウの下処理方法
スナップエンドウを美味しく食べるためには、調理前の簡単な下処理が欠かせません。
このひと手間を加えるだけで、口当たりが格段に良くなり、料理の仕上がりも美しくなります。
特に重要なのが「筋取り」と「塩茹で」です。
筋は硬く、口に残るため、丁寧に取り除くことが大切です。
また、茹で方を工夫することで、スナップエンドウ特有の鮮やかな緑色とパリッとした食感を最大限に引き出せます。
ここでは、その具体的な方法とコツを解説します。
美味しさが変わる「筋取り」の簡単なやり方
スナップエンドウのサヤの合わせ目には、硬くて口当たりの悪い筋があります。
これを取り除くことで、食感が驚くほど良くなります。
やり方は簡単です。
まず、ヘタの先端部分をポキッと折り、そのままゆっくりと下方向に引くと、片側の筋がスッと取れます。
次に、ヘタが付いている反対側の先端を折り、今度は上方向に引いてもう片方の筋を取り除きます。
両側の筋をしっかりと取るのがポイントです。
この作業は調理直前に行うことで、風味を損なわずに美味しく仕上げることができます。
色鮮やかに仕上げる基本的な茹で方のコツ
スナップエンドウを茹でる際は、色と食感を損なわないように短時間で仕上げるのがコツです。
まず、鍋にたっぷりの湯を沸かし、水の量に対して1%程度の塩を加えます。塩を入れることで沸点が上がり、緑色が鮮やかに仕上がります。沸騰したお湯に筋取りをしたスナップエンドウを入れ、1分から1分半を目安に茹でます。茹ですぎると食感が損なわれるため注意が必要です。茹で上がったらすぐにザルにあけ、冷水にさっと通して余熱を取ります。こうすることで、火が通り過ぎるのを防ぎ、パリッとした食感を保てます。
スナップエンドウの鮮度を長持ちさせる保存方法
スナップエンドウは収穫後、時間とともに水分が失われ、風味や食感が落ちやすい野菜です。
そのため、購入後はなるべく早く使い切るのが理想ですが、適切な方法で保存すれば鮮度を長持ちさせられます。
保存の基本は、乾燥を防ぐことです。
ここでは、数日以内に使い切る場合の冷蔵保存と、長期間保存したい場合の冷凍保存の2つの方法を紹介します。
それぞれのライフスタイルや用途に合わせて、上手に保存することで、いつでも美味しくスナップエンドウを楽しめます。
数日以内に使うならキッチンペーパーで包んで冷蔵保存
スナップエンドウを2~4日程度で使い切る場合は、冷蔵保存が適しています。
保存する際は、まず表面の水分を優しく拭き取ります。
次に、乾燥を防ぐために湿らせたキッチンペーパーで全体を丁寧に包みます。
乾燥しすぎも良くないため、キッチンペーパーは固く絞ってから使用するのがポイントです。
それをポリ袋や密閉できる保存容器に入れ、野菜室で保存します。
こうすることで、スナップエンドウの鮮度とパリッとした食感を保てます。
ヘタを下にして立てて保存すると、さらに鮮度が長持ちしやすくなります。
長期保存したい場合は固めに茹でて冷凍保存がおすすめ
すぐに使わない分は、冷凍保存することで美味しさを保つことが可能です。冷凍する際は、筋を取り除いておきます。水洗いせずに、汚れがある場合は湿らせた布で拭き取ることが推奨されます。水分が残っていると霜の原因になり、品質が落ちるため、この工程は丁寧に行いましょう。最後に、冷凍用の保存袋に平らになるように入れて、できるだけ空気を抜いてから冷凍庫で保存します。使うときは解凍せず、凍ったまま調理できます。
スナップエンドウに関するよくある質問
ここではスナップエンドウに関して多くの人が抱く疑問についてQ&A形式で解説します。
スーパーマーケットでの表示名、加熱調理の要否、そしてどのような栄養が含まれているのかといった日常的な疑問を取り上げます。
スナップエンドウは加熱して食べるのが一般的であり、茹でることでβカロテン、ビタミンC、カリウム、食物繊維などが摂取できます。
これらの情報を知ることでスナップエンドウをより安心してそして効果的に食生活に取り入れることができるようになります。
基本的な疑問を解消しスナップエンドウの魅力をさらに深く理解しましょう。
スーパーでは「スナップ」と「スナック」どちらの名前で売っていますか?
現在は農林水産省が定めた「スナップエンドウ」という名称で販売されているのが一般的です。
しかし、発売当初の商品名である「スナックエンドウ」も広く浸透していたため、地域や生産者、店舗によっては今でもこちらの名前で表示されている場合があります。
どちらの名称でも同じ野菜なので、安心して購入してください。
スナップエンドウは生で食べても大丈夫ですか?
新鮮なものであれば生でも食べることは可能です。
しかし、少量のアクや青臭さが感じられる場合があるため、さっと加熱調理するのがおすすめです。
加熱することで甘みが増し、食感も良くなります。
もし生で食べる場合は、筋を丁寧に取ってからサラダやディップにすると、パリッとした食感を楽しめます。
スナップエンドウにはどのような栄養が含まれていますか?
β-カロテン、ビタミンC、ビタミンK、食物繊維などが豊富です。
β-カロテンは体内でビタミンAに変換され、皮膚や粘膜の健康維持を助けます。
ビタミンCは抗酸化作用や免疫力向上に役立ちます。
また、豆とサヤを丸ごと食べるため、食物繊維を効率良く摂取でき、腸内環境を整える効果も期待できます。
まとめ
「スナップエンドウ」と「スナックエンドウ」は、呼び名が違うだけで全く同じ野菜です。
もともとは「スナックエンドウ」という商品名で登場しましたが、後に農林水産省によって正式名称が「スナップエンドウ」に統一されました。
この野菜は、肉厚なサヤと豆を一緒に食べることで、特有の甘みとパリッとした食感を楽しめるのが魅力です。
購入する際は、緑色が鮮やかでハリのあるものを選びましょう。
調理前には筋取りと短時間の塩茹でという下処理を行うと、口当たりが良くなり、色鮮やかに仕上がります。
適切な保存方法を知ることで、鮮度を長持ちさせることも可能です。
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この広大な大地と、厳しい寒暖差が育む野菜の「力強さ」は、他の地域では決して真似のできないものです。
私たちが扱っているスナップエンドウ一つとっても、その甘みの深さと弾けるような食感は、 一度手に取れば、その違いに即座に気づくことでしょう。
しかし、良い産地の野菜ならどこから仕入れても同じ、というわけではありません。
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