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飲食店の野菜確保とメニュー維持|価格高騰を乗り切る仕入れ術

2026年02月24日

天候不順や物流コストの上昇などを背景とした野菜の価格高騰は、飲食店の経営に大きな影響を与えます。
看板メニューの品質を維持しながら利益を確保することは、多くの経営者にとって喫緊の課題です。
このような状況を乗り切るためには、従来のやり方を見直す必要があります。

本記事では、価格高騰時でも安定的に野菜を確保するための仕入れ術や、コスト増を吸収するメニュー構成の工夫、やむを得ず価格改定する際の顧客への伝え方など、経営改善につながる具体的な対策を解説します。

 

野菜の価格高騰が飲食店経営に与える深刻な影響

野菜の価格高騰は、飲食店の原価率を直接的に押し上げるだけでなく、メニューの安定供給を困難にし、品質維持のために利益を削らざるを得ない状況を生み出します。
これは結果として顧客満足度の低下や経営全体の圧迫につながりかねません。
しかし、仕入れ先の見直しや調理法の工夫といった対策を講じることで、これらの深刻な影響を軽減し、経営の安定化を図ることが可能です。

【価格高騰対策】安定供給を叶える野菜の仕入れ先見直し術

野菜価格の変動リスクに対応するためには、単一の仕入れ先に依存する体制からの脱却が不可欠です。
市場価格の影響を受けにくい仕入れルートを複数確保し、状況に応じて使い分ける多角的な視点が、メニューの安定供給と原価管理の鍵を握ります。

生産者との直接契約から、小回りの利く地域の専門店の活用まで、自店の規模や業態に合った仕入戦略を再構築することが、経営の安定化につながります。

市場価格の影響を受けにくい生産者からの直接仕入れを検討する

生産者と直接契約する「産地直送」は、市場の相場に左右されず、年間を通じて安定した価格と量で野菜を仕入れられる点が大きな利点です。
契約栽培であれば、自店のメニューに合わせた特定の野菜を計画的に確保できます。
これにより、高品質で新鮮な食材の安定供給が実現し、有機野菜といった付加価値の高い食材をメニューの強みとして打ち出すことも可能です。

また、生産者との直接的なコミュニケーションを通じて、野菜の旬や特性を深く理解し、新たなメニュー開発のヒントを得る機会も生まれます。

小ロットにも対応可能な地域の八百屋や業務用スーパーを活用する

仕入れ先を多角化する上で、地域の八百屋や業務用スーパーは有力な選択肢です。
地域の八百屋は店主との関係性を築くことで、急な発注や小ロットの注文にも柔軟に対応してもらいやすいというメリットがあります。

また、市場には出回らない珍しい野菜や、味は良いものの形が不揃いな規格外野菜を安価で提供してもらえることもあります。
一方、業務用スーパーは必要な量だけをその都度現金で仕入れられるため、在庫リスクを抑えながら、特定の品目が不足した際の緊急調達先として機能します。

多品目を一括で頼める卸売業者の強みを再評価する

新しい仕入れ先の開拓と同時に、既存の卸売業者の利点を改めて見直すことも重要です。
卸売業者の最大の強みは、野菜、果物、その他食材まで幅広い品目を一度に発注でき、一括で配送してくれる利便性の高さにあります。
これにより、日々の発注業務にかかる手間と時間を大幅に削減することが可能です。

長年の取引で信頼関係が構築されていれば、価格交渉に応じてもらえたり、品薄になった際に商品を優先的に確保してもらえたりする場合もあります。
複数の仕入れルートを持つ中で、業務効率と安定供給のバランスを取る上で卸売業者は中心的な役割を担います。

 

 

 

コスト増を吸収するためのメニュー構成と調理の工夫

野菜の仕入れ価格が上昇した分を、そのまま販売価格に転嫁することは容易ではありません。
そのため、メニュー構成や調理法に工夫を凝らし、店内でコスト増を吸収する努力が求められます。
高騰している野菜の使用量を調整しつつ、顧客満足度を低下させないアプローチが重要です。

例えば、メインとなる肉や魚の魅力を引き立てる付け合わせを工夫したり、食材の廃棄を徹底的に減らしたりすることで、全体の原価率をコントロールしていきます。

高騰野菜を価格が安定している代替野菜へ切り替える具体例

特定の野菜価格が高騰した際は、食感や彩りが近い、価格が安定した野菜へ一時的に切り替えることが有効な対策です。
例えば、サラダなどに使うレタスの代わりにキャベツの芯に近い柔らかい部分や白菜を使用したり、ほうれん草の代用として通年価格が安定している小松菜を選んだりできます。
また、生で提供するメニューには、比較的安価なもやしやカイワレ大根、香味野菜などを加えて全体のボリューム感を維持する方法もあります。

冷凍野菜や水煮といった加工品は価格変動が少なく、下処理の手間を省けるため、調理の効率化にも貢献します。

顧客満足度を維持しつつ盛り付けを調整するテクニック

やむを得ず野菜の量を減らす場合でも、盛り付けを工夫することで、見た目のボリューム感や満足度を維持することは可能です。
例えば、器自体に高さを出して立体的に見せたり、野菜を細切りや薄切りにして量を多く見せたりするテクニックがあります。
また、パセリやハーブといった安価な香味野菜で彩りを加えたり、ソースの描き方で皿の余白を活かしたりするだけでも、料理全体の印象は大きく変わります。

単純に量を減らすのではなく、顧客に「減った」と感じさせない視覚的な工夫を施すことが求められます。

野菜の廃棄部分を再利用してフードロスを削減する方法

これまで廃棄していた野菜の皮や芯、ヘタなどを活用することで、フードロスを削減し、新たな価値を生み出せます。
大根や人参の皮はきんぴらに、ブロッコリーの芯は食感を活かして炒め物に、キャベツの芯は甘みがあるためスープの具材や漬物にするなど、工夫次第で立派な一品になります。
様々な野菜の切れ端を煮込んで作る「ベジブロス」は、手に入る万能だしとしてスープやソースのベースに深みを与えます。

食材を余すことなく使い切る姿勢は、原価低減だけでなく、店の食に対する哲学として顧客へのアピールにもなります。

正確な在庫管理で野菜の廃棄を限りなくゼロに近づける

野菜の廃棄を減らすためには、日々の在庫量を正確に把握し、急需要を予測して過不足のない発注を行うことが基本です。
過去の売上データや天候、季節のイベントなどを考慮して発注精度を高める努力が欠かせません。
また、仕入れた野菜の鮮度をできるだけ長く保つための適切な保存方法も重要です。

野菜ごとに適した温度・湿度で管理し、新聞紙に包む、根菜類は土をつけたままにするなどの一手間が廃棄率の低下に繋がります。
先入れ先出しの徹底と、古くなる前に賄いや加工品へ転用するルールを設けることで、廃棄ロスを最小限に抑えます。

やむを得ずメニュー変更や値上げに踏み切る際の伝え方

 

あらゆるコスト削減努力をしても吸収しきれない原価高騰に直面した際、メニューの変更や値上げは避けられない経営判断となります。
このとき最も重要なのは、顧客の理解を得て、信頼関係を損なわないことです。
一方的な通知ではなく、変更の理由を誠実に伝え、価格以上の価値を感じてもらう工夫を凝らすことで、顧客離れのリスクを最小限に抑え、むしろ店のファンになってもらう機会にもなり得ます。

「季節のおすすめ」として付加価値を付けて提供する

価格が高騰している野菜を使った定番メニューの提供が難しい場合、その時期に旬を迎え、価格が安定している食材を使ったメニューを「季節のおすすめ」として提供するのは有効な手段です。
これは、価格高騰というマイナスの状況を、「今しか味わえない限定メニュー」というプラスの価値へ転換する考え方です。
「〇〇県産春キャベツのグリル」のように、メニュー名に産地や旬をアピールする言葉を入れることで、顧客の興味を引き、価格への納得感も得やすくなります。

定番の代替ではなく、新たな魅力として打ち出すことで、店の価値向上にも繋がります。

メニュー表やPOPで正直に理由を伝えて顧客の理解を得る

値上げやメニュー内容の変更を行う際には、その背景を正直に伝えることが顧客との信頼関係を維持する上で不可欠です。
メニューブックの隅やテーブル上のPOPなどを活用し、「昨今の〇〇(野菜名)の記録的な価格高騰を受け、品質を維持するため、誠に不本意ながら価格を改定いたしました」といったように、誠実かつ簡潔に説明文を記載します。
理由を丁寧に説明する姿勢は、多くの顧客に店の状況への理解を促し、苦しい中でも品質を妥協しないという真摯なメッセージとして伝わります。

飲食店の野菜確保とメニュー維持に関するよくある質問

ここまで、野菜の価格高騰に対する仕入れ、調理、顧客への伝え方といった多角的な対策を解説しました。
このセクションでは、特に多くの飲食店経営者が疑問に感じやすい点について、Q&A形式で回答します。
価格が変動しやすい野菜の種類、冷凍野菜の活用法、そして小規模な店舗でも可能な生産者との直接契約など、より実践的な知識をまとめました。

特に価格が高騰しやすい野菜にはどのような種類がありますか?

レタス、ほうれん草、キャベツといった葉物野菜や、きゅうり、トマトなどの果菜類は、台風や長雨、日照不足など天候の影響を直接受けやすいため、特に価格が高騰しやすい傾向にあります。
日頃から気象情報に注意し、これらの野菜が高騰した際の代替メニューや食材を事前に検討しておくことが重要です。

メニューに冷凍野菜を使う場合の品質を保つコツを教えてください

冷凍野菜はスープや煮込み、炒め物など加熱調理で使うのが基本です。
解凍時に水分が出やすい特性があるため、炒め物の際は凍ったまま強火で一気に加熱し、水分を飛ばすのがコツです。
煮込み料理では凍ったまま加えることで、煮崩れを防ぎつつ調理できます。

これにより、水っぽさを抑え品質を保てます。

個人経営の小さな飲食店でも農家と直接契約することは可能ですか?

可能です。
近年は、個人経営の飲食店のような小ロットの取引を希望する農家も増えています。
地域の農産物直売所やファーマーズマーケットで生産者に直接声をかけたり、自治体の農業振興課などに相談したりする方法があります。

また、SNSでこだわりの野菜を発信している農家を探し、直接連絡を取るのも有効です。

まとめ

野菜の価格高騰は、飲食店にとって恒常的な経営リスクです。
このリスクに対応するためには、生産者との直接契約や地域の八百屋の活用といった仕入れルートの多角化が有効な手段となります。
同時に、代替野菜の活用や調理法の工夫、フードロス削減など、店内でのコスト吸収努力も欠かせません。

やむを得ず価格改定を行う場合は、その理由を誠実に伝えることで顧客の理解を得ることが求められます。
これらの対策を状況に応じて組み合わせ、柔軟に実践することが安定経営に繋がります。

北のやさい便が選ばれる理由

 

「仕入れ先を変えた」その一手が、メニューを守った価格高騰の波が来るたびに、仕入れ担当者は同じ選択を迫られます。
「このメニューを続けるか、変えるか。」
本記事でご紹介したように、代替野菜の検討や調理の工夫は有効な対策です。
しかしその前提として、「そもそも必要な野菜を、安定して手に入れられる仕入れ先があるか」という問いに向き合う必要があります。
なぜならば、コスト吸収の工夫は、食材が入ってくることを前提にして初めて機能するものだからです。

北海道が持つ生産力は、全国の食卓を支える「土台」

北海道は、日本の野菜生産において非常に大きな存在感を持っています。
じゃがいもは全国生産量の約8割、にんじんは約4割、たまねぎも主要産地として、国内の食材流通を広く支えています。
しかも北海道の気候は、本州の天候不順とは独立した動きをすることが少なくありません。
本州の産地が干ばつや長雨の影響を受けているタイミングでも、北の露地野菜が安定して収穫できているケースは実際に存在します。
産地の分散という視点を仕入れ戦略に取り入れることが、今後のリスク管理にとって重要になっています。

「北海道産が欲しい」だけでは、入荷しない理由

産地の分散が有効だとわかっていても、実際に北海道の農家や産地と繋がるルートを持っていなければ、意味がありません。
市場経由で北海道産を仕入れようとしても、品薄・高騰期はどこでも取り合いになります。
そのタイミングで初めて新しい仕入れ先を探しても、優先的に回してもらえる根拠がない——これが多くの飲食店が直面する現実です。
だからこそ、平常時から北海道産の仕入れルートを持つ業者と関係を築いておくことが、有事の際の決定的な差になります。

北のやさい便が、飲食店の「仕入れの安定装置」として機能する理由

北のやさい便は、北海道内の多数の農家と直接取引を行い、札幌中央卸売市場をはじめ全国42都道府県に仕入れネットワークを構築しています。
さらに、自社ロジスティックスを持つ独立型流通網を確保しているため、市場の動向に左右されにくい独自ルートで調達を動かすことができます。
これが、品薄期・高騰期においても安定した供給を可能にしている構造的な強みです。
小ロットへの対応はもちろん、急な発注数の変更や当日配送(対象エリア内)にも対応しており、飲食店現場のリアルな課題に寄り添った柔軟な体制が整っています。
飲食・レストラン・ホテル業者様向けのページに詳しい内容を記載しておりますので、是非ご確認ください。

「仕入れ先を変えた」その判断が、あなたの評価につながる

メニューを守り続けた飲食店と、やむなく変更を余儀なくされた飲食店。
その差は、調理の腕でも価格交渉力でもなく、平常時にどのような仕入れ構造を持っていたかに起因していることが少なくありません。
高騰期でも食材が入ってくる体制を事前に整えておくこと。
それが、現場の安定につながり、経営陣からの信頼にもつながる、仕入れ担当者としての最も大きな貢献のひとつです。
北海道産野菜の安定調達を、仕入れ戦略の選択肢に加えてみてください。

 

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