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ゆり根の産地はどこ?生産量日本一の北海道が有名な理由も解説

2025年11月19日

ゆり根がどの地域で生産されているかご存知でしょうか。
ほくほくとした食感と上品な甘みが特徴のゆり根は、主に北海道で栽培されています。

食用として流通しているゆり根は、特定品種のユリの球根(鱗茎)部分であり、そのほとんどが北海道産です。

ゆりね生産量日本一を誇る北海道真狩村の畑

全国生産量99%を占める北海道の産地

この記事では、ゆり根の主な産地や、北海道での生産が盛んな理由、さらに美味しいゆり根の選び方や保存方法について解説します。

ゆり根の主な産地は北海道!全国シェアのほとんどを占める

日本のゆり根の主な産地は北海道であり、その生産量は全国シェアの約99%を占めています。
特に後志地方の真狩村(まっかりむら)は、作付面積・生産量ともに日本一を誇る産地として知られています。

ほかにも、ニセコ町や京極町、留寿都村などが主な産地として挙げられます。
これらの地域は冷涼な気候と水はけの良い土壌に恵まれており、高品質なゆり根を育むのに最適な環境が整っています。

ゆり根の生産量で北海道が日本一である3つの理由

ゆり根の生産量で北海道が日本一の座を維持しているのには、明確な理由が存在します。
北海道の気候や土壌といった自然環境がゆり根栽培に適していることに加え、栽培方法にも大きな要因があります。

これらの条件が揃っているからこそ、北海道は日本一の名産地として知られているのです。
ここでは、北海道がゆり根の生産量で日本一である理由を3つの側面から詳しく見ていきます。

栽培に適した冷涼な気候

ゆり根は冷涼で湿度の低い気候を好む植物です。
高温多湿な環境では病気が発生しやすく球根がうまく育ちません。
その点、北海道の夏は本州に比べて涼しく、梅雨もないため、ゆり根が病気にかかるリスクを低減できます。

このような気候条件がデリケートなゆり根を健やかに生育させる上で非常に重要となります。
秋から冬にかけての寒さも、ゆり根の甘みを増すのに一役買っており、北海道の気候そのものが、高品質なゆり根を育むための天然のゆりかごのような役割を果たしています。

水はけの良い火山灰土の土壌

ゆり根の栽培には、水はけの良い土壌が不可欠です。
球根が長時間湿った状態にあると、根腐れを起こしやすくなるためです。
北海道の主要産地である真狩村やニセコ町周辺は、羊蹄山の麓に位置しており、その土壌は火山灰を多く含んでいます。

この火山灰土は水はけが非常に良く、ゆり根の栽培に最適な環境を提供します。
また、土が柔らかいため、ゆり根が地中でスムーズに大きく成長できるという利点もあります。
水はけの良さと土の柔らかさが、形が良く、健康的なゆり根を育てるための重要な要素となっています。

収穫まで6年かかる栽培方法と広大な土地

ゆり根は、種球を植えてから収穫できる大きさになるまで、約6年もの長い歳月を要します。
さらに、同じ畑で連続して栽培すると連作障害が起こりやすいため、毎年畑を植え替えなければなりません。
この「畑をローテーションさせる」という手間のかかる栽培方法には、非常に広大な土地が必要です。

1年目から6年目までのゆり根を同時に育てるためには、6つの異なる畑を用意し、毎年植え替えていくことになります。
こうした栽培方法を可能にする広大な農地を確保できることが、北海道が日本一の産地であり続ける大きな理由の一つです。

北海道以外でゆり根を栽培している産地はある?

ゆり根の生産は北海道が圧倒的なシェアを占めていますが、他の地域で全く栽培されていないわけではありません。
ごく少量ではありますが、京都府や奈良県、岐阜県など、一部の地域でも栽培が行われています。
特に京都では、伝統的な京野菜の一つとして扱われることもあり、料亭などで珍重されることがあります。

しかし、生産量は非常に限られており、市場に広く流通することは稀です。
そのため、一般的にスーパーなどで見かけるゆり根は、そのほとんどが北海道産と考えて良いでしょう。

美味しいゆり根の旬はいつ?

ゆり根の収穫は、地域によって差はありますが、霜が降り始める10月頃から11月頃にかけて行われます。その後、おがくずに詰めて貯蔵されることで、年間を通して出荷が可能になります。特に12月は、お正月料理の需要が高まるため出荷のピークとなります。

ゆり根は、収穫されてから2~3ヶ月ほど貯蔵することで、デンプンが糖分に変化し、甘みが増して美味しくなると言われています。 このため、一般的には11月から3月頃がゆり根の旬とされており、 ほくほくとした食感と上品な甘みを存分に楽しむには、この時期に購入するのがおすすめです。

新鮮で美味しいゆり根を見分ける3つのポイント

せっかくゆり根を購入するなら、新鮮で美味しいものを選びたいものです。
スーパーなどの店頭でゆり根を選ぶ際には、いくつかのポイントを押さえることで、より品質の良いものを見分けることができます。

見た目の色やツヤ、保存状態、そしてりん片(りんぺん)と呼ばれる鱗状の葉の状態を確認することが重要です。
ここでは、新鮮で美味しいゆり根を選ぶための3つの具体的なポイントを解説します。

白くてツヤがあり、傷が少ないものを選ぶ

新鮮なゆり根を選ぶ際の最も分かりやすいポイントは、見た目の美しさです。
まず、全体の色が純白で、表面にツヤがあるものを選びましょう。
黄色っぽく変色していたり、茶色いシミがあったりするものは、収穫から時間が経過している可能性があります。
また、表面に傷や黒ずみがないかも重要なチェックポイントです。

ゆり根はデリケートなため、傷が付くとそこから傷みやすくなります。
りん片の巻きがしっかりとしていて、全体的にふっくらとした丸みを帯びているものが、水分を豊富に含んだ新鮮な証拠です。

おがくずに埋まっているものがおすすめ

乾燥を防ぐおがくずに埋められた新鮮なゆりね

おがくずが鮮度を保つ重要な役割を果たす

 

ゆり根は乾燥に非常に弱い食材です。
そのため、産地から出荷される際には、乾燥を防ぐためにおがくずに埋められた状態で箱詰めされます。
店頭でも、おがくずと一緒にかごなどに入れられて販売されていることがよくあります。

このおがくずは、ゆり根の水分が蒸発するのを防ぎ、鮮度を保つための重要な役割を果たしています。
したがって、購入する際は、おがくずにしっかりと埋まっているものを選ぶのがおすすめです。
裸のまま陳列されているものよりも、鮮度が保たれている可能性が高くなります。

りん片が固く締まっているか確認する

ゆり根はりん片と呼ばれる鱗のようなものが何層にも重なってできています。
新鮮なゆり根はこのりん片一枚一枚が根元にしっかりと付いており、全体が固く締まっています。
軽く手で持ってみて、りん片と根元の間に隙間がなく、ずっしりとした重みを感じるものを選びましょう。

りん片が開いていたり、触ったときにぐらついたりするものは、水分が抜けて鮮度が落ちているサインです。
固く結球しているものほど、水分が豊富で食感も良く、美味しく食べることができます。

購入したゆり根を長持ちさせる正しい保存方法

ゆり根は乾燥と高温に弱いデリケートな野菜なので、購入後は適切な方法で保存することが大切です。
正しい方法で保存すれば、鮮度を長持ちさせ、美味しく食べることができます。
ポイントは、乾燥を防ぎ、低温の環境を保つことです。

購入したときの状態によって少し保存方法が異なります。
ここでは、おがくずに入っている場合とそうでない場合に分けて、具体的な保存方法を解説します。

おがくずに入れたまま冷蔵庫で保存する

ゆり根をおがくずに入った状態で購入した場合、最も良い保存方法はその状態を維持することです。
おがくずがゆり根の水分を保ち、乾燥から守ってくれます。
ビニール袋などに入れ、袋の口を軽く縛ってから冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。
この方法であれば、1ヶ月程度は鮮度を保つことが可能です。

おがくずが乾いてきたと感じたら、霧吹きなどで少し湿らせてあげると、より長持ちさせることができます。
おがくずは、ゆり根にとって最適な天然の保湿材の役割を果たします。

おがくずがない場合は湿らせた新聞紙で包む

おがくずに入っていないゆり根を購入した場合や、使用後におがくずを捨ててしまった場合は、乾燥しないように工夫して保存する必要があります。
まず、ゆり根を湿らせた新聞紙やキッチンペーパーで丁寧に包みます。
その上からラップで覆うか、ポリ袋に入れて口を閉じ、冷蔵庫の野菜室で保管してください。

こうすることで、おがくずの代わりとなり、適度な湿度を保つことができます。
この方法でも2週間から1ヶ月程度は保存が可能ですが、できるだけ早めに使い切るようにしましょう。

まとめ

ゆり根の主な産地は北海道であり、全国生産量の約99%を占めています。
冷涼な気候、水はけの良い火山灰土の土壌、そして収穫まで6年を要する栽培方法を可能にする広大な土地という3つの理由が、北海道を日本一の産地たらしめています。

美味しいゆり根を選ぶには、白くて傷がなく、りん片が固く締まっているものを見つけることがポイントです。
購入後は乾燥を防ぐため、おがくずに入れたままか、湿らせた新聞紙で包んで冷蔵庫で保存します。
これらの情報を参考に、旬の美味しいゆり根を味わってみてください。

 

 

 

北のやさい便が選ばれる理由

ゆりね生産量9割以上を誇る北海道の雄大な大地

冷涼な気候が高品質なゆりねを育てる北海道

 

ゆりねの産地を調べているあなたに、最も重要な事実をお伝えします。
それは、日本で流通するゆりねの約99%が北海道産だということです。
つまり、あなたがどこでゆりねを購入しても、その大半は北海道の大地で育てられたものなのです。
だからこそ、北海道の主要産地と直接つながり、産地直送でゆりねをお届けする北のやさい便が、全国のプロフェッショナルから選ばれ続けています。

日本一の産地・真狩村との直接取引

記事内でもご紹介したように、北海道後志地方の真狩村は、作付面積・生産量ともに日本一を誇るゆりねの産地です。
羊蹄山の麓に広がる冷涼な気候と、水はけの良い火山灰土。
この恵まれた環境が、ほくほくとした食感と上品な甘みを持つ、最高品質のゆりねを育てています。

北のやさい便は、この真狩村をはじめ、ニセコ町、京極町など、北海道の主要産地の生産者と直接取引しています。
北海道産の高品質なゆりねを、産地を経由せず、収穫されたばかりの新鮮な状態で、おがくずに包んで全国へお届けできる。
これが、北のやさい便の最大の強みです。

6年という歳月を理解した安定供給体制

あなたはご存知でしょうか。
ゆりねは、種球を植えてから収穫できる大きさになるまで、約6年もの歳月を要するということを。
さらに連作障害を避けるため、毎年畑をローテーションさせなければなりません。
これほど手間と時間のかかる栽培だからこそ、ゆりねは高級食材として扱われているのです。

北のやさい便は、この6年という長い栽培サイクルを深く理解し、複数の生産者と連携することで、年間を通じた安定供給体制を構築しています。
「おせちシーズンに大量に必要だが、毎年確保できるか不安」
「品質の良いゆりねを、年間を通して安定的に仕入れたい」
そんな業務用バイヤーの悩みに、私たちは確実に応えることができます。

農林水産省の統計でも示されている通り、北海道は日本の農業生産において圧倒的な地位を占めています。
その北海道の中でも最高品質のゆりねを、産地から直接お届けできることが、北のやさい便の誇りです。

産地直送だからこそ実現できる鮮度管理

北海道産地から全国へ新鮮なゆりねを配送するトラック

産地直送で収穫時の鮮度をそのままお届け

 

記事内で「おがくずに埋まっているゆりねを選ぶべき」とお伝えしました。
なぜなら、ゆりねは乾燥に非常に弱いデリケートな食材だからです。
しかし、スーパーの店頭に並ぶまでには、産地→市場→卸→小売という長い流通経路があります。
その過程で、どうしても鮮度は落ちていきます。

北のやさい便なら、産地から直接、おがくずに包まれた状態で配送するため、収穫時の鮮度をほぼそのままお届けできます。
白くてツヤがあり、りん片が固く締まった、まさに選び方のポイントを完璧に満たしたゆりねを、あなたのもとへ。
これが、産地直送だからこそできる品質管理です。

プロの現場が求める品質基準を満たす

あなたが飲食店のバイヤーや給食業者、仲卸業者であれば、品質へのこだわりは妥協できないはずです。
料亭で提供する茶碗蒸しには、大きく形の整ったゆりねが必要。
一方で、大量調理を行う福祉施設では、品質は保ちつつコストも重要。

北のやさい便は、お客様のニーズに応じて、等級やサイズ、数量を柔軟に調整できます。
北海道99%というシェアの意味を、私たちは深く理解しています。
それは、ゆりね=北海道産という絶対的な信頼を意味しているのです。

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「ゆりねの産地はどこ?」
その答えは明確です。北海道、そして真狩村です。
そして、その最高品質のゆりねを、最も新鮮な状態で、最も効率的に手に入れる方法が、北のやさい便です。

産地直送だからこそできる鮮度管理。
日本一の産地との直接取引だからこそできる品質保証。
6年という栽培サイクルを理解した、安定供給体制。
これらすべてが、全国のプロフェッショナルから北のやさい便が選ばれ続けている理由です。

ゆりねの仕入れでお困りの際は、ぜひ一度お問い合わせください。
北海道の大地が育てた、日本一のゆりねを、あなたのビジネスにお届けします。

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