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干ばつによる野菜供給への影響は?価格高騰の理由と今後の見通しを解説

2026年02月24日

近年の干ばつは、私たちの食卓に欠かせない野菜の供給に大きな影響を与えています。
水不足は野菜の生育を直接的に妨げ、収穫量の減少や品質の低下を招きます。
その結果、市場に出回る野菜が減り、価格が高騰するという事態が発生しています。

この記事では、干ばつが野菜供給に与える影響の仕組みや品目別の状況、今後の価格見通し、そして私たち消費者ができる対策について解説します。

 

全国的な干ばつが野菜供給に深刻な影響を及ぼしている現状

全国各地で発生している干ばつが、野菜の安定供給に深刻な影響を及ぼしています。
特に、露地栽培の野菜は天候の影響を直接的に受けるため、降雨量の減少は生育不良に直結します。

産地によっては、生育の遅れや収穫量の減少が報告されており、市場への入荷量が不安定になっています。
この供給量の減少は、野菜全体の価格を押し上げる要因となり、日々の家計にも負担をかけているのが現状です。

なぜ野菜の価格は高騰している?干ばつが引き起こす供給不足の仕組み

野菜価格の高騰は、干ばつがもたらす複合的な影響によって引き起こされます。
単なる水不足という問題だけでなく、生育不良による収穫量の減少、厳しい品質基準を満たせない出荷規格外品の増加が、市場への供給量を大きく減らしてしまいます。
さらに、生産者は水不足を補うためのコスト増や、高温対策などの追加的な負担を強いられます。

これらの要因が重なり合い、供給不足と価格高騰という悪循環を生み出しているのです。

生育不良による収穫量の絶対的な減少

干ばつによる土壌の水分不足は、野菜の生育に直接的な影響を与えます。
植物は、根から吸収した水分を使って光合成を行い成長しますが、水が足りないとこのプロセスが阻害され、十分に大きく育つことができません。
例えば、葉物野菜は葉が小さくなったり、根菜類は根の肥大が進まなかったりします。

このように、個々の野菜が十分に生育しないことで、畑全体の収穫量が絶対的に減少し、市場への供給が滞る大きな原因となります。

品質の低下による出荷可能品の減少

干ばつの影響は収穫量だけでなく、野菜の品質にも及びます。
水分不足や高温ストレスにさらされた野菜は、形が悪くなったり、通常よりも小さくなったり、葉の色が変わったりすることがあります。

市場に出荷される野菜には一定の品質基準が設けられているため、これらの基準を満たさない規格外品は出荷できずに廃棄されるケースも少なくありません。

収穫できたとしても、品質の低下によって出荷可能な野菜の量が減少し、供給不足に拍車をかけてしまいます。

水不足対策で発生する栽培コストの増加

干ばつが続くと、農業生産者は野菜を育てるために追加の対策を講じる必要に迫られます。
例えば、川や用水路から水を引いて畑に散水する灌漑(かんがい)作業が不可欠になりますが、これにはポンプを動かすための燃料代や電気代、設備の維持費がかさみます。
また、土壌の乾燥を防ぐための資材導入や、高温による生育障害を抑えるための遮光ネットの設置など、様々な対策にコストが発生します。

これらの増加した栽培コストが、最終的に野菜の販売価格に影響を与える一因となっています。

 

 

 

特に影響が大きい野菜は?品目別の価格動向と生育状況

干ばつが野菜に与える影響は、品目によって異なります。
特に水分を多く必要とする葉物野菜や夏野菜は、生育不良や収穫量減少といった影響を受けやすい傾向にあります。
ここでは、キャベツやレタスなどの葉物野菜、トマトやきゅうりといった夏野菜、そして大根や人参などの根菜類に焦点を当て、それぞれの生育状況や価格動向について具体的に解説します。

キャベツやレタスなど葉物野菜の生育不良

キャベツやレタスをはじめとする葉物野菜は、その大部分が水分で構成されているため、干ばつの影響を特に受けやすい品目です。
土壌の水分が不足すると、葉の成長が妨げられて結球が小さくなる小玉傾向が見られます。
また、葉が硬くなったり、外側の葉が傷んで変色したりするなど、品質の低下も起こりやすくなります。

これにより、出荷基準を満たすものが減少し、市場への供給量が減るため価格が高騰しやすくなります。
特に夏場の高温と干ばつが重なると、生育不良はさらに深刻化する傾向があります。

トマトやきゅうりなど夏野菜への影響

生育期に多くの水分を必要とするトマトやきゅうりなどの夏野菜も、干ばつによる深刻な影響を受けます。
水不足は、実の肥大を妨げ、小ぶりなものが多くなる原因となります。
また、高温と乾燥が重なると、花が落ちて実がつかなくなる「落花」や、生育途中の実が落ちてしまう「落果」が多発し、収穫量そのものが大きく減少してしまいます。

さらに、水分供給が不安定になると、トマトでは実の表面がひび割れる「裂果」が起きやすくなるなど、品質の低下にも直結します。

大根や人参など根菜類の生育遅れ

土の中で育つ大根や人参などの根菜類も、干ばつの影響を免れません。
土壌の水分が不足すると、根が十分に水分を吸収できず、肥大が遅れる傾向があります。
その結果、通常よりも細く短いものが多くなったり、生育期間が長引いたりします。

また、乾燥した土壌が硬くなると、根がまっすぐ伸びずに二股に分かれるなどの形状不良も発生しやすくなります。
こうした生育遅れや品質の低下は、出荷量の減少や出荷時期の遅延につながり、価格に影響を及ぼします。

高騰はいつまで続く?今後の野菜供給と価格の見通し

野菜価格の高騰がいつまで続くかは、今後の天候、特に産地での降雨量に大きく左右されます。
まとまった雨が降り、干ばつ状態が解消されれば、野菜の生育状況は回復に向かい、それに伴って供給量も安定し、価格は徐々に落ち着いていくと期待されます。
しかし、短期的な天候だけでなく、長期的な気候変動の影響も無視できません。

農林水産省などが定期的に発表する「野菜の生育状況及び価格見通し」などを参考に、最新の情報を確認することが重要です。

安定した野菜供給へ!農業現場で行われている干ばつ対策

 

頻発する干ばつに対し、農業現場では安定した野菜供給を維持するための様々な対策が進められています。
水資源を有効活用するための節水型灌漑システムの導入や、気候変動に適応するための品種改良、さらには土壌そのものの能力を高めるための土づくりなど、多角的なアプローチが行われています。

これらの取り組みは、将来にわたって持続可能な農業を実現するために不可欠なものです。

節水効果の高い灌漑システムの導入事例

農業現場では、限られた水資源を有効に活用するため、節水効果の高い灌漑システムの導入が進んでいます。
代表的なものに「ドリップ灌漑(点滴灌漑)」があります。
これは、チューブを使って植物の根元に直接、水滴を少しずつ与える方法で、蒸発による無駄を最小限に抑えながら効率的に水分を供給できます。

土壌の水分量をセンサーで監視し、必要な時に必要な分だけ自動で水やりを行うスマート農業技術と組み合わせることで、さらなる節水効果と省力化を実現している事例も見られます。

乾燥に強い品種への転換の動き

気候変動が常態化する中で、干ばつに強い性質を持つ品種への転換も重要な対策の一つです。
研究機関や種苗会社では、少ない水分でも生育できる「乾燥耐性」を持つ品種の開発が進められています。
これらの品種は、根が深く伸びて土中の水分を効率よく吸収する能力や、葉からの水分の蒸散を抑える仕組みを持っています。

生産者がこうした新しい品種を導入することにより、干ばつが発生した際のリスクを低減し、より安定的な収穫を目指す動きが広がっています。

土壌の保水力を高めるための土づくりの工夫

土壌そのものが持つ保水力を高めることも、干ばつ対策の基本です。
多くの農家では、堆肥や腐葉土といった有機物を畑に投入することで、土の中に隙間が多く、水や空気を保持しやすい「団粒構造」を発達させる土づくりに取り組んでいます。

保水力が高まった土壌は、雨が降った際に水分を蓄え、乾燥が続いても植物が利用できる水分を長く保つことができます。
これにより、干ばつの影響を緩和し、野菜の安定した生育を支える基盤を整えています。

私たち消費者が今できる価格高騰への対策

野菜の価格高騰は家計にとって大きな負担ですが、私たち消費者にも工夫できることがあります。
天候の影響を受けにくく、価格が比較的安定している野菜を選んだり、旬の時期に収穫され加工された冷凍野菜や加工品を上手に活用したりすることで、食費の負担を軽減することが可能です。
日々の買い物の中で少し意識を変えるだけで、賢く家計を管理しながら、バランスの取れた食生活を維持できます。

天候に左右されにくい野菜を選ぶ

野菜の価格が高騰している時期には、天候の影響を受けにくい、価格が安定した野菜を積極的に選ぶのが賢い選択です。
例えば、きのこ類、豆苗、かいわれ大根などは、主に屋内の施設で計画的に生産されているため、干ばつなどの天候不順の影響を受けにくく、年間を通して価格が安定しています。
また、じゃがいもや玉ねぎ、さつまいもといった根菜類の中でも、比較的貯蔵性が高く供給が安定している品目を食事に取り入れることも、家計の助けとなります。

価格が安定している冷凍野菜や加工品を活用する

生鮮野菜の価格が高いときには、冷凍野菜や缶詰、乾物といった加工品を積極的に活用するのも有効な対策です。
これらの商品は、野菜が最も多く収穫できる旬の時期に加工されるため、天候不順の時期でも価格が比較的安定しています。
また、カット済みのものが多く調理の手間が省けるうえ、長期保存が可能です。

栄養価も旬の時期に急速冷凍されたものであれば、生鮮品と大きく変わらない場合が多く、食費を抑えながら手軽に野菜を摂取できます。

干ばつと野菜供給に関するよくある質問

ここでは、干ばつによる野菜の供給問題に関して、多くの方が抱く疑問についてお答えします。
天候の影響を受けにくい野菜にはどのようなものがあるのか、国内の供給を輸入で補うことはできないのか、といった点について簡潔に解説します。

これらの情報を参考に、日々の献立作りや買い物にお役立てください。

干ばつの影響を受けにくい野菜はありますか?

はい、あります。
きのこ類や豆苗、かいわれ大根など、主に屋内の植物工場で栽培される野菜は天候の影響を受けにくく価格が安定しています。
また、さつまいものように乾燥した土地でも育ちやすい作物も、比較的影響を受けにくいと言えます。

野菜の価格はいつ頃に落ち着く見込みですか?

野菜価格の安定は、産地の天候が回復し、降雨によって干ばつ状態が解消されるかどうかにかかっています。
農林水産省が発表する生育状況や価格見通しなどを確認し、今後の天候情報に注意を払うことが、価格動向を予測する上で重要になります。

日本の野菜は海外からの輸入で補えないのですか?

かぼちゃや玉ねぎなど一部の野菜は輸入で補われていますが、全ての野菜を輸入に頼るのは困難です。
輸送中の鮮度維持が難しい葉物野菜などがあるほか、輸送コスト、検疫の問題があります。
また、海外の産地でも同様の気候変動が起きるリスクもあります。

まとめ

干ばつは、野菜の生育不良や品質低下を引き起こし、収穫量の減少に直結します。
これが市場への供給不足を招き、栽培コストの上昇も相まって野菜価格の高騰につながります。
特に葉物野菜や夏野菜は影響を受けやすい傾向にあります。

今後の価格は天候次第ですが、生産現場では節水技術の導入や乾燥に強い品種への転換などの対策が進められています。
私たち消費者は、天候の影響を受けにくい野菜を選んだり、冷凍野菜を活用したりすることで、価格高騰に対応することが可能です。

北のやさい便が選ばれる理由

干ばつが続くからこそ、仕入れ先の「地力」が問われる

 

干ばつによる野菜の価格高騰は、現場を直撃する、切実なリスクです。
レタスが入らない、にんじんがサイズ不足で使えない、きゅうりの単価が週をまたぐたびに跳ね上がる——。
干ばつが深刻化した産地では、露地栽培の野菜を中心に収穫量の減少や規格外品の増加が相次いでいます。
北海道という「もう一つの産地」が、リスク管理の軸になります。

本州の主要産地が高温・乾燥の被害を受けているとき、北海道は異なる気候帯に属しているため、その影響が直接及ばないケースが多いです。
国内のじゃがいも生産量の約8割、にんじんの約4割を北海道が担っているという事実は、単に「たくさん獲れる」という話ではなく、「本州が干ばつに見舞われても、北の大地では野菜が育ち続けている」という、供給分散の観点から見たリスクヘッジの話でもあります。
この「産地の地理的な分散」こそが、安定仕入れの根拠として機能するのです。

ネットワークの「深さ」が、品薄局面で本領を発揮する

仕入れルートが市場流通に限られていると、品薄になった瞬間に手が届かなくなる野菜が出てきます。
北のやさい便は、北海道内の多数の農家と直接の信頼関係を持ち、さらに全国42都道府県に仕入れ先を確保しています。
独立型の流通網と自社ロジスティックスを組み合わせることで、「市場在庫が薄いときでも、産地から直接押さえる」という動き方ができるのです。
相場が乱れた局面、そして品薄が常態化しかけているいまだからこそ、このネットワークの深さが仕入れの安定に直結する。

業務用の仕入れ体制の見直しを検討している方は、まずは納品業者・仲卸業者向けのサービスをご覧ください。

「次に高騰したとき、うちは止まらなかった」と言える仕入れ先を

干ばつによる野菜の品薄・高騰は、今後も繰り返されることが予想されます。
気候変動が常態化する中で、「その都度なんとかする」という対応は、いずれ限界を迎えます。
仕入れ先の選定こそが、今まさに問われている判断といえるのではないでしょうか。

 

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