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色つきじゃがいもの品種一覧!味の特徴からレシピ解説

2026年06月10日

ポテトサラダやフライドポテトなど、様々な料理で親しまれているじゃがいも。
その中でも近年、紫や赤、濃い黄色といったカラフルな「色つきじゃがいも」が注目を集めています。
この記事では、代表的な色つきじゃがいもの品種ごとの味や食感の特徴、彩りを活かす調理のコツやレシピ、さらには購入方法から家庭菜園での育て方まで、幅広く解説します。

食卓が華やかに!色や種類が豊富な「色つきじゃがいも」の魅力とは

色つきじゃがいもの最大の魅力は、その鮮やかな色彩が食卓を華やかに演出してくれる点にあります。
紫色のシャドークイーンや赤色のノーザンルビーなど、品種によって皮だけでなく中身まで色づいているものも多く、料理のアクセントとして最適です。

また、見た目の美しさだけでなく、品種ごとに味や食感、含まれる栄養素も異なります。
例えば、紫色の品種にはポリフェノールの一種であるアントシアニンが豊富に含まれており、美味しさと共に健康へのメリットも期待できます。

【色別】代表的な色つきじゃがいもの品種と味の特徴

ここでは、紫色、赤・ピンク色、濃い黄色、まだら模様といった色別に、代表的なじゃがいもの品種とそれぞれの味や食感の特徴を紹介します。

【紫色】アントシアニン豊富!シャドークイーンやキタムラサキなど

 

シャドークイーン

 

紫色のじゃがいもは、ポリフェノールの一種であるアントシアニンを豊富に含んでいるのが特徴です。
代表的な品種には「シャドークイーン」や「キタムラサキ」があります。
シャドークイーンは、皮も中身も濃い紫色で、加熱しても色が落ちにくいのが利点です。

食感はやや粘質で煮崩れしにくいため、ポテトサラダや炒め物に向いています。
一方、キタムラサキは男爵薯のようなホクホクとした食感で、コロッケやポタージュにすると美しい紫色を活かせます。

【赤・ピンク色】しっとり系で煮崩れしにくい!ノーザンルビーやレッドムーン、アンデスレッドなど

 

 

赤やピンク色の品種は、彩りが良く、料理のアクセントになります。
「ノーザンルビー」は皮も中身も鮮やかなピンク色で、しっとりとした粘質の肉質が特徴です。
メークインのように煮崩れしにくいため、シチューやカレーなどの煮込み料理に適しています。

「レッドムーン」は赤い皮と黄色い中身のコントラストが美しい品種で、サツマイモのような甘みとしっとり感があります。
こちらも煮崩れしにくく、幅広い料理に活用できます。

 

アンデスレッド2

 

「アンデスレッド」は1970年代に育成された歴史ある品種で、「アンデス赤」とも呼ばれています。さつまいものような鮮やかな赤い皮と、βカロテンを豊富に含む濃い黄色の果肉が特徴です。粉質でホクホクとした食感があり、甘みと旨みが強いのが魅力。煮崩れしやすい性質のため、ポテトサラダやじゃがバター、コロッケなどつぶして使う料理に最適です。皮ごと調理すると赤と黄色の色合いが美しく、フライドポテトや素揚げにも向いています。

【濃い黄色】栗のような甘みが特徴!インカのめざめ

 

いんかのめざめ

 

濃い黄色のじゃがいもの代表格が「インカのめざめ」です。
その最大の特徴は、栗やナッツを思わせる濃厚な甘みと風味、そしてホクホクとした食感にあります。
小ぶりなサイズのため、皮ごと素揚げにしたり、じゃがバターにしたりと、素材の味をシンプルに楽しむ調理法がおすすめです。

他のじゃがいもに比べてデンプン価が高く、その甘みと食感から多くのファンを持つ人気の品種です。
黄色いじゃがいもの種類については「黄色いじゃがいもの種類と美味しい食べ方」で詳しく紹介しています。

【まだら模様】ユニークな見た目が人気!デストロイヤー(グラウンドペチカ)

「デストロイヤー」、正式名称「グラウンドペチカ」は、赤紫の皮に黄色がまだらに入った個性的な見た目が特徴のじゃがいもです。
その見た目が覆面レスラーを彷彿とさせることから、この愛称で親しまれています。
皮をむくと中は濃い黄色で、加熱すると栗のような風味とホクホクした食感が楽しめます。

煮崩れしにくいため、煮込み料理から揚げ物まで、様々な調理法でおいしく食べられます。

ひと目でわかる!色つきじゃがいも品種の特徴比較一覧表

これまでに紹介した代表的な色つきじゃがいもの特徴を一覧表にまとめました。料理に合わせて品種を選ぶ際の参考にしてください。

品種名 皮の色 中身の色 食感 向いている料理
シャドークイーン 濃紫色 濃紫色 やや粘質 ポテトサラダ、ポテトチップス、ビシソワーズ
キタムラサキ 紫色 紫色 粉質(ホクホク) コロッケ、ポタージュ、マッシュポテト
ノーザンルビー 赤色 ピンク色 粘質(しっとり) シチュー、カレー、サラダ、炒め物
レッドムーン 赤色 黄色 粘質(しっとり) 煮物、サラダ、ジャーマンポテト
アンデスレッド 赤色 濃黄色 粉質(ホクホク) ポテトサラダ、じゃがバター、コロッケ、素揚げ
インカのめざめ 褐色 濃黄色 やや粉質(ホクホク) じゃがバター、素揚げ、ポテトフライ
デストロイヤー 赤紫と黄のまだら 濃黄色 やや粉質(ホクホク) 煮物、フライドポテト、肉じゃが

色つきじゃがいもの彩りを活かす!調理のコツと注意点

せっかくの色つきじゃがいもも、調理法を誤ると色があせてしまうことがあります。
ここでは、鮮やかな色を保つための下ごしらえのコツや、食感に合わせた加熱方法について解説します。

加熱による変色を防ぎ、鮮やかな色を保つ下ごしらえ

色つきじゃがいも、特にアントシアニンを多く含む紫色の品種は、アルカリ性の条件下で色が緑がかってしまうことがあります。
この変色を防ぐためには、調理の際に酸性のものを加えるのが効果的です。

茹でる際には水に少量のお酢やレモン汁を加える、サラダにする場合は酸味のあるドレッシングで和えるなどの工夫で、鮮やかな色を保てます。
また、皮ごと調理することで、栄養素の流出を防ぎつつ、色合いも維持しやすくなります。

ホクホク系・しっとり系など食感に合わせたおすすめの加熱方法

じゃがいもは、デンプンの質によって「粉質(ホクホク系)」と「粘質(しっとり系)」に大別されます。品種によっては両方の性質を併せ持つ「中間タイプ」もあります。

例えば、男爵薯やキタアカリなどの粉質系は、でんぷん含有量が高く、加熱するとホクホクとした食感になり、煮崩れしやすい傾向があります。そのため、コロッケやマッシュポテト、フライドポテトなど、つぶして使う料理に適しています。

一方、メークインやとうやなどの粘質系は、しっとりとした食感で煮崩れしにくいため、形を残したいシチューやカレー、肉じゃがなどの煮込み料理に適しています。

インカのめざめは、粉質と粘質の中間くらいの肉質で、煮崩れしにくく、ホクホク感と甘みがあるのが特徴です。そのため、煮物、揚げ物、サラダ、じゃがバターなど、様々な料理に利用できます。

キタムラサキは、やや粘質の肉質で舌触りがよく、煮崩れしにくいので、シチューやサラダ、煮物にも利用できます。

シャドークイーンは、粉質と粘質の中間くらいの肉質で、ホクホク感がありつつ煮崩れしにくく、ポテトフライやチップス、カレーやシチューなど幅広く利用できます。

ノーザンルビーは、やや粘質で煮崩れしにくく、色が抜けにくい特徴があるため、煮物のほか、ピンク色を活かしてサラダやフライドポテトなどにもおすすめです。

アンデスレッドは、粉質でホクホクとした食感が特徴の赤皮品種です。甘みと旨みが強い反面、煮崩れしやすいため、ポテトサラダ、コロッケ、じゃがバターなどに適しています。皮ごと素揚げにすると赤と黄色のコントラストが美しく映えます。

品種の特性を理解し、調理法を選ぶことが美味しさを引き出す鍵です。じゃがいもの品種選定については「じゃがいもの品種選定ガイド」で詳しく紹介しています。

【レシピ】鮮やかな色合いを楽しむ!色つきじゃがいも活用料理3選

色つきじゃがいもの魅力を存分に味わえる、見た目も華やかな簡単レシピを3つ紹介します。
普段の食卓からおもてなし料理まで、幅広く活用できます。

素材の色をそのまま活かしたカラフルポテトサラダ

シャドークイーン、ノーザンルビー、インカのめざめ、アンデスレッドなど、複数の色つきじゃがいもを使って作るポテトサラダは、食卓を一層華やかにします。
じゃがいもはそれぞれ皮をむいて茹で、熱いうちに酢と塩こしょうで下味をつけます。
粗熱が取れたら、きゅうりやハムなどの具材とマヨネーズで和えれば完成です。

茹でる際に水に少量のお酢を加えると、紫やピンクの色がより鮮やかに保てます。

揚げても美味しい!2色のコントラストが映えるポテトチップス

紫色のシャドークイーンと黄色のインカのめざめなど、色の異なるじゃがいもを使えば、見た目にも楽しいポテトチップスが作れます。
じゃがいもをスライサーでごく薄切りにし、水にさらしてデンプンを洗い流した後、水気をしっかり拭き取ります。
あとは170℃の油でカリッとするまで揚げるだけです。

揚げたてに塩を振れば、素材の味を活かした美味しいおやつや、料理の付け合わせになります。

おもてなしに最適!紫じゃがいもの冷製ポタージュ(ビシソワーズ)

シャドークイーンやキタムラサキを使えば、鮮やかな紫色のビシソワーズが作れ、おもてなし料理として食卓に驚きと彩りを与えます。
薄切りにした紫じゃがいもと玉ねぎをバターで炒め、水を加えて柔らかくなるまで煮ます。
ミキサーにかけてなめらかにし、牛乳や生クリームを加えて塩こしょうで味を調え、冷蔵庫で冷やせば完成です。

仕上げに生クリームをかければ、美しい一皿になります。

色つきじゃがいもはどこで売ってる?主な購入場所を紹介

珍しい色つきじゃがいもですが、近年では様々な場所で手に入るようになってきました。
ここでは、主な購入場所とその特徴について紹介します。

道の駅や品揃えの豊富なスーパーでの見つけ方

色つきじゃがいもは、生産が盛んな地域の道の駅や農産物直売所で見つけやすいです。
旬の時期である秋から冬にかけては、多くの品種が並びます。

都市部では、品揃えの豊富なデパートの地下食品売り場や大型スーパーの野菜コーナーで取り扱っていることがあります。
「カラフルポテト」といった名称で複数の品種がパック詰めされて販売されていることもありますので、探してみると良いでしょう。

なお、色つきじゃがいもの品種開発は現在も進んでおり、農研機構による新品種の研究・育成も継続されています。

飲食店・給食施設など業務用の仕入れ先として

レストランや給食施設など、業務として色つきじゃがいもを継続的に使いたい場合は、産地と直接つながっている業務用の仕入れ先を検討するのが現実的です。
品種ごとの収穫時期や品質のばらつきを産地レベルで把握しているため、必要な品種を必要なタイミングで確保しやすくなります。

北海道産野菜の卸売・配送を専門とする北のやさい便では、色つきじゃがいもを含む道産野菜の業務用仕入れについて相談に対応しています。
ロットや規格など、業務の実態に合わせた提案が可能なため、まずは必要な数量や用途を伝えて問い合わせてみるとよいでしょう。

家庭菜園で挑戦!色つきじゃがいもの育て方の基本

個性豊かな色つきじゃがいもは、家庭菜園で育てる楽しみもあります。
基本的な育て方をマスターすれば、自宅で収穫した新鮮なじゃがいもを味わうことができます。

種芋の入手方法と植え付けに適した時期

色つきじゃがいもの種芋は、春先になるとホームセンターや園芸店などで販売されます。
植え付けに適した時期は、一般的に春植えの場合で2月下旬から3月頃です。
遅霜の心配がなくなってから植え付けるのがポイントで、適切に植え付ければ、地域にもよりますが5月下旬から6月にかけて収穫ができます。

秋植えができる品種もありますが、まずは育てやすい春植えから挑戦するのがおすすめです。

栽培で失敗しないための水やりや病害虫対策のポイント

じゃがいもの栽培で重要なのは、水はけの良い土壌と適切な水やりです。
土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えますが、過湿は芋が腐る原因になるため注意が必要です。
病害虫対策としては、そうか病や疫病を防ぐために、アブラナ科やナス科の野菜を連作した場所は避けるのが基本です。

アブラムシやテントウムシダマシなどの害虫は、見つけ次第すぐに駆除することで被害を最小限に抑えられます。
風通しを良くすることも病気の予防につながります。

飲食店での大量調理を効率化する業務用カット野菜

色つきじゃがいもを飲食店のメニューに取り入れる際、課題となるのが仕込みの手間です。
特に皮むきやカット作業は、人手や時間を要します。
このような課題を解決するのが、業務用カット野菜です。

洗浄、皮むき、スライスやダイスカットなど、用途に応じた形状に加工された状態で納品されるため、店舗での仕込み作業を大幅に削減できます。
これにより、調理時間の短縮や人手不足の解消、さらには品質の安定化にもつながります。
業務用カット野菜については「業務用カット野菜の卸売・仕入れ・配達」で詳しく紹介しています。

色つきじゃがいもに関するよくある質問

色つきじゃがいもの栄養価は普通のじゃがいもと違いますか?

はい、異なります。
紫や赤色の品種は、抗酸化作用が期待されるポリフェノールの一種「アントシアニン」を豊富に含みます。

品種によってはカロテンを多く含むものもあり、色によって特徴的な栄養素が付加されます。
炭水化物などの基本的な栄養は大きくは変わりません。

購入後の適切な保存方法を教えてください

光が当たらず、風通しの良い冷暗所で保存するのが基本です。
光に当たると、皮が緑色に変色したり芽が出たりする原因となります。
新聞紙で包むか、リンゴと一緒に袋に入れておくと、リンゴから出るエチレンガスの効果で発芽を抑制できます。

冷蔵庫での長期保存は避けてください。

じゃがいもが緑色に変色していても食べられますか?

食べられません。
緑色に変色した部分や発芽した芽には、ソラニンやチャコニンという天然の毒素が含まれています。

これらを摂取すると食中毒を引き起こす可能性があるため、緑色の部分は厚めに皮をむき、芽は根元から完全に取り除いてから使用する必要があります。

北海道の新鮮な業務用野菜なら「北のやさい便」が選ばれる理由

飲食店で色つきじゃがいもをはじめとする新鮮な北海道産野菜の活用を検討されているなら、「北のやさい便」の業務用サービスがおすすめです。

洗浄・皮むき・カット済みで仕込み時間を大幅に短縮

北のやさい便では、洗浄・皮むき・カット済みの業務用野菜を旭川市およびその近郊エリアへ配送しています。スライスやダイス、千切りなど、メニューの用途に合わせた形状で納品するため、店舗での仕込みにかかる時間と労力を大幅に削減します。これにより、調理スタッフはより付加価値の高い作業に集中でき、店舗運営全体の効率化を図ることが可能です。

規格統一で食品ロスを減らし原価の安定化に貢献

業務用カット野菜を利用することで、野菜の可食部のみが納品されるため、皮や芯といった廃棄部分が発生せず、食品ロスを効果的に削減します。
使用量が正確に把握できるため、1食あたりの原価計算が容易になり、安定したコスト管理が実現します。
天候による価格変動の影響も受けにくく、計画的な仕入れをサポートします。

 

業務用野菜の仕入れ・お問い合わせフォーム 

まとめ

色つきじゃがいもは、その鮮やかな見た目で食卓を豊かにするだけでなく、品種ごとに異なる味や食感、栄養を持つ魅力的な食材です。
調理のコツを押さえることで、ポテトサラダから煮込み料理、スープまで、その彩りを最大限に活かせます。

飲食店やホテル、給食施設など業務での活用を検討している場合は、品種の特性を熟知した仕入れ先との連携が品質安定の鍵になります。
北海道産野菜の卸売・配送を専門とする北のやさい便では、業務用仕入れに関する規格・数量・納品頻度など、現場の実態に合わせた相談に対応しています。
色つきじゃがいもを含む道産野菜の仕入れについて、まずはお気軽にお問い合わせください。

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