フランボワーズとは?ラズベリーとの違いからレシピ・栄養まで解説
2026年07月09日
「フランボワーズ」という言葉をメニューやレシピで見かけたことはありませんか。
実はこれ、私たちにも馴染み深い「ラズベリー」と同じ果物を指す言葉です。
この記事では、フランボワーズとラズベリーの違いをはじめ、その独特な味や香り、栄養価について詳しく解説します。
さらに、プロの現場で役立つお菓子やケーキ、ソースなどへの活用アイデアから、品質を保つ保存方法まで、幅広くご紹介します。
仕入れを検討されている飲食店やパティシエの方向けに、業務用としての魅力もお伝えします。
目次
フランボワーズとは、甘酸っぱい香りが魅力の「木苺」のこと
フランボワーズとは、バラ科キイチゴ属に分類される低木になる果実のことで、日本語では「木いちご」と呼ばれています。
鮮やかな赤色と可愛らしい見た目が特徴で、しっかりとした甘みの中に爽やかな酸味が感じられる、バランスの取れた味わいが魅力です。
この独特の風味と華やかな香りは、スイーツの味を引き締め、彩りを添えるアクセントとして世界中で愛されています。
その意味を知ると、お菓子作りやメニュー開発の幅がさらに広がるでしょう。
フランボワーズの語源はフランス語
「フランボワーズ」という言葉の由来は、フランス語です。
フランス料理やフランス菓子が日本で広く知られるようになる過程で、現地の呼び名がそのまま定着しました。
特にお菓子作りの世界では、レシピや材料名にフランス語が使われることが多く、パティシエの間では「ラズベリー」よりも「フランボワーズ」という呼び方が一般的になっています。
何語か疑問に思った方もいるかもしれませんが、美食の国フランスに由来する言葉だと覚えておくと良いでしょう。
日本におけるフランボワーズの主な産地
日本国内で流通しているフランボワーズ(ラズベリー)は輸入品が多いですが、国内でも栽培されています。
主な産地としては、冷涼な気候を好む特性から、秋田県、北海道、山形県などが挙げられます。
特に北海道では、広大な土地と昼夜の寒暖差を活かした質の高いフランボワーズが生産されています。
国産ならではのフレッシュな味わいは、輸入品とはまた違った魅力があります。
フランボワーズとラズベリーは呼び方が違うだけで実は同じ果物

多くの方が疑問に思うフランボワーズとラズベリーの違いですが、結論から言うと、これらは呼び方が違うだけで全く同じ果物を指します。
具体的には、フランス語では「フランボワーズ」、英語では「ラズベリー」と呼ばれており、植物学的には同一のものです。
そのため、味や見た目、栄養価などに違いはありません。
日本ではどちらの呼び方も使われていますが、フランボワーズとラズベリーは同じものだと覚えておきましょう。
なぜ日本では2つの呼び方が使われているのか
日本で「フランボワーズ」と「ラズベリー」という2つの呼び方が使われている背景には、食文化の流入経路が関係しています。
お菓子作りの分野では、本場フランスのレシピや技術が多く取り入れられたため、フランス語由来の「フランボワーズ」という名称が広く定着しました。
一方で、一般的な果物としては英語由来の「ラズベリー」という呼び名が浸透しています。
このように、主に洋菓子業界とそれ以外の分野で、それぞれの文化圏の言葉が使われるようになったのが、呼び方が混在している理由です。
業務用食材としてのフランボワーズの特徴
業務用食材としてフランボワーズを扱う際、最も重要視されるのがその鮮やかな色と独特の風味です。
デザートの飾り付けに使えば一気に華やかさが増し、ソースやジャムに加工すれば料理全体に深みと高級感をプラスできます。
特に冷凍品は、旬の時期に関わらず安定した品質と価格で供給されるため、多くの飲食店や菓子店で重宝されています。
味や色のインパクトが強いため、少量でもメニューの価値を高めることができる効率の良い食材と言えるでしょう。
甘みと酸味の絶妙なバランス!フランボワーズの味と香り
フランボワーズの最大の魅力は、しっかりとした甘みの中にキレのある酸味が共存する、その絶妙な味のバランスです。
この甘酸っぱさが、クリームやチョコレートといった濃厚な甘さと合わさることで、互いの味を引き立て合い、飽きのこない味わいを生み出します。
また、バラ科特有の華やかで芳醇な香りも特徴の一つです。
この香りは熱を加えても比較的残りやすいため、ソースや焼き菓子などに加工しても、フランボワーズならではの風味を存分に楽しめます。
フランボワーズの旬はいつ?仕入れ時期の目安
国産フランボワーズの旬は、主に初夏から夏にかけて(6月〜8月頃)と、秋(10月〜11月頃)の年2回です。
この時期には、フレッシュならではの瑞々しい香りと味わいが楽しめます。
ただし、生のフランボワーズは非常にデリケートで日持ちがしないため、流通量は限られます。
一方、業務用としては、旬の時期に収穫・急速冷凍されたものが通年で安定的に流通しています。
仕入れ計画を立てる際は、フレッシュ品を使いたい時期と、冷凍品で安定供給を図る時期を使い分けるのがおすすめです。
鮮度を保つための正しい保存方法【冷蔵・冷凍】
フランボワーズは非常に傷みやすく、鮮度管理が重要な果物です。
生のフランボワーズを仕入れた場合は、乾燥を防ぐためにパックのまま、またはキッチンペーパーを敷いた密閉容器に入れて冷蔵庫の野菜室で保存し、1〜2日以内に使い切るのが理想です。
長期保存したい場合は、冷凍が適しています。
実が潰れないようにバットに重ならないように並べて急速冷凍し、凍ったらフリーザーバッグに移して保管します。
こうすることで、使いたい分だけ手軽に取り出せます。
また、加工品としてフリーズドライタイプもあり、こちらは常温での長期保存が可能です。
フランボワーズに含まれる栄養素と期待できる健康効果
フランボワーズは、その美味しさだけでなく、豊富な栄養素を含んでいる点も魅力です。
特に、抗酸化作用のあるポリフェノールやビタミン類が豊富で、美容や健康を意識するメニュー作りにも役立ちます。
近年では、特有の香り成分である「ラズベリーケトン」が持つダイエット効果にも注目が集まっており、健康志向のお客様へのアピールポイントにもなる食材です。
美味しくて体にも嬉しいフランボワーズは、メニューの付加価値を高めてくれるでしょう。
ポリフェノールやビタミンCなどの豊富な栄養成分
フランボワーズには、健康維持に役立つ栄養成分が豊富に含まれています。
特に注目したいのが、強力な抗酸化作用を持つポリフェノールの一種「エラグ酸」です。
これは、シミやそばかすの原因となるメラニンの生成を抑制する効果が期待されています。
また、美肌作りに欠かせないビタミンCや、アンチエイジング効果が期待されるビタミンE、さらにはむくみ解消を助けるカリウムや、腸内環境を整える食物繊維も豊富に含んでいます。
これらの成分を手軽に摂取できるのは、大きな魅力です。
ダイエットや美容に嬉しい「ラズベリーケトン」とは
ラズベリーケトンは、フランボワーズの香り成分の一種で、近年そのダイエット効果が注目されています。
この成分には、脂肪を分解する酵素リパーゼの働きを活性化させ、体脂肪の燃焼を促進する効果があることが研究で示唆されています。
具体的には、唐辛子の辛味成分であるカプサイシンの約3倍もの脂肪分解力があるとされ、効率的な脂肪燃焼をサポートします。
このため、ダイエットや美容をテーマにしたスムージーやデザートメニューに取り入れることで、お客様への新たな価値提案が可能になります。
プロが教える!フランボワーズの美味しい食べ方と活用レシピ
フランボワーズの鮮やかな赤色と甘酸っぱい風味は、プロの厨房でこそ真価を発揮します。
定番のお菓子であるケーキやマカロンはもちろん、濃厚なチョコとの相性も抜群です。
また、ピューレ状にしてソースにすれば、スイーツだけでなく肉料理のアクセントとしても活用できます。
その汎用性の高さから、一つの食材でメニューの幅を大きく広げることが可能です。
ここでは、プロの視点から見たフランボワーズの具体的な活用法をご紹介します。
ケーキやソースに!スイーツでのフランボワーズ活用アイデア
スイーツの世界では、フランボワーズは主役にも名脇役にもなれる万能選手です。
鮮やかな色を活かしてケーキのトップに飾るのはもちろん、ムースやクリームに混ぜ込めば、美しいピンク色と爽やかな酸味をプラスできます。
特に、濃厚なチョコやホワイトチョコレートとの相性は抜群で、ガナッシュや焼き菓子に加えることで、味に深みと奥行きが生まれます。
マカロンのフィリングや、クッキー生地に混ぜ込むのもおすすめです。
ピューレにしてソースにすれば、パンナコッタやチーズケーキにかけるだけで、一気にプロの味に仕上がります。
肉料理のアクセントに!料理におけるフランボワーズの使い方
フランボワーズの活用法は、スイーツだけに留まりません。
その上品な酸味と甘みは、肉料理のソースとしても非常に優れたパフォーマンスを発揮します。
例えば、鴨肉のローストや豚肉のソテー、ジビエ料理などに、フランボワーズと赤ワインビネガーを煮詰めたソースを添えると、肉の脂のしつこさを和らげ、全体の味を引き締めてくれます。
フォアグラとの相性も格別です。
バルサミコ酢と合わせてドレッシングにすれば、彩りも美しいサラダに仕上がります。
意外な組み合わせが、お店の看板メニューになるかもしれません。
ドリンクメニューを彩るフランボワーズの活用法
フランボワーズは、ドリンクメニューにも華やかさと美味しさをプラスしてくれます。
冷凍のフランボワーズを数粒グラスに入れるだけで、スパークリングワインやシャンパンがおしゃれなカクテルに変身します。
ピューレをシロップと混ぜてソーダで割れば、ノンアルコールのオリジナルドリンクとして提供できます。
また、ヨーグルトや牛乳と合わせてスムージーにすれば、美容と健康を意識したヘルシーなメニューが完成します。
鮮やかな赤色は見た目にも美しく、お客様の目を引くこと間違いなしです。
季節限定メニューなどにも取り入れやすいでしょう。
北海道産の高品質なフランボワーズ(ラズベリー)の仕入れなら北のやさい便へ

メニュー開発に欠かせない高品質な青果の仕入れ先をお探しなら、ぜひ「北のやさい便」にご相談ください。
私たちは、全国の飲食店様や施設様向けに、北海道産の新鮮な青果を安定供給しています。
冷涼な気候で育った北海道産の青果は、色鮮やかで風味も格別です。まとまった数量の確保や、お店のメニューに合わせた規格のご提案も可能です。
業務用に最適!北のやさい便が選ばれる3つの理由
「北のやさい便」が多くのプロの皆様に選ばれる理由は3つあります。
1つ目は、北海道の生産者との強い繋がりです。
これにより、市場に出回りにくい珍しい野菜や、旬の高品質な青果を安定的に確保できます。
2つ目は、柔軟な対応力です。
お客様のメニューや業態に合わせ、必要な量や規格に合わせたご提案が可能です。
小ロットでのご相談も承ります。
3つ目は、鮮度を保つ独自の物流網です。
北海道の広大な土地で育った野菜の鮮度を落とさず、全国のお客様の元へスピーディーにお届けします。
ロットや規格のご相談もお気軽に!まずは無料でお問い合わせください
「メニューに北海道産のフランボワーズを使いたいが、どれくらいの量から頼めるだろうか」「ピューレやソース用に加工しやすい規格はあるか」など、仕入れに関するご要望や疑問は、どうぞお気軽に「北のやさい便」までお問い合わせください。
お客様の使いやすさを第一に考え、最適なロットや規格をご提案させていただきます。
専門のスタッフが、お客様のビジネスを力強くサポートします。
実際に業務用として青果を扱う現場では、飲食店向けの仕入れサポートを活用することで、仕入れの悩みを減らせるケースも少なくありません。
産地の気候や作付けの実態については、北海道庁が公開する農産物の作付実態調査でも確認することができます。
フランボワーズのように繊細で扱いに気を配る食材だからこそ、信頼できる相談先を持っておくことが、メニューの安定にもつながります。
数量や規格に迷った際も、無理のない形でご相談いただけます。
北海道産フランボワーズの仕入れについて、まずは業務用仕入れのご相談から、お気軽にお問い合わせください。
フランボワーズに関するよくある質問
ここでは、フランボワーズに関して多く寄せられる質問にお答えします。
フランボワーズとラズベリーの違いや、何語が由来なのか、味の特徴、お菓子作りのポイントなど、基本的な疑問を簡潔にまとめました。
メニュー開発やお客様への説明の際に、ぜひお役立てください。
フランボワーズとは、そもそも何語ですか?
フランボワーズはフランス語です。
フランス料理や製菓の文化が日本に伝わる過程で、その名称が定着しました。
英語ではラズベリーと呼ばれ、どちらも同じ木いちごを指す言葉です。
フランボワーズとラズベリーは、味や見た目に違いはありますか?
フランボワーズとラズベリーは呼び方が違うだけで、植物としては全く同じものです。
そのため、味や香り、色などの見た目に違いはありません。
どちらも特有の甘酸っぱさと華やかな香りが特徴です。
フランボワーズを使ったお菓子作りで失敗しないコツは何ですか?
生のフランボワーズは水分が多いため、ケーキやクッキーなどの焼き菓子に使う際は、生地が水っぽくならないよう量を調整するのがコツです。
マカロンのクリームなどに使う際は、ピューレを少し煮詰めて水分を飛ばすと、扱いやすくなります。
まとめ
フランボワーズとは、フランス語で「木いちご」を意味し、英語のラズベリーと同じ果物を指します。
その鮮やかな色と甘酸っぱい味わいは、お菓子やケーキ、ソースなど幅広いメニューで活躍する魅力的な食材です。
この記事でご紹介したフランボワーズとラズベリーの違いや特徴、レシピなどを参考に、ぜひメニュー開発にお役立てください。
北海道産の高品質なフランボワーズの仕入れをご検討の際は、お気軽に「北のやさい便」までご相談ください。

「北のやさい便」は、北海道産野菜の卸売・仕入れのスペシャリスト集団です。
札幌中央卸売市場をはじめ、北海道の真狩村をはじめ、全国の農家さんとの独自のネットワークを活かし、鮮度と品質にこだわった旬の野菜情報を発信しています。
飲食店や食品加工メーカー様の「美味しい野菜を安定して届けたい」という想いに応えるため、市場の相場情報や野菜の豆知識を、現場の視点からお届けします。





