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いちごの値段相場は?スーパーでの価格や品種別、安い時期を解説

2026年08月19日

💡 この記事でわかること
  • 卸売1kg単価とスーパー1パックの価格目安
  • いちごの値段が時期で動く3つの仕組み
  • 3月〜5月が買い時になる理由と月別の傾向
  • あまおう・とちあいかなど品種別の価格帯
  • 業務用で仕入れ価格を安定させる判断軸

店頭に並んだいちごのパックを手に取り、値札を見てそのまま棚に戻す。そんな経験は、家庭の買い物でも、飲食店の仕入れ担当者でも珍しくありません。

いちごの値段は、購入する時期や品種、粒の大きさによって大きく動きます。同じ売り場で先月と倍近く違うこともあるため、相場がつかみにくい果物の代表格といえます。

この記事では、卸売市場での1kgあたりの価格からスーパーの1パックの値段、品種ごとの価格帯、そして一年で最も安く買える時期までを順に整理します。価格が決まる仕組みまで押さえておけば、目の前の値札が高いのか安いのかを自分で判断できるようになります。

数字の推移をより細かく追いたい方は、いちごの相場と卸売価格の動きを解説した記事もあわせてご覧ください。

いちごの値段はいくら?現在の市場価格と小売相場

近年のいちごの価格は、天候不順に加えて燃料費や資材費の上昇が重なり、全体として上向きの要因を抱えた状態が続いています。ハウス栽培が主流の作物であるため、暖房や資材のコストが価格に反映されやすいのです。

ただし、時期や品質によって振れ幅が大きく、一律に「いくら」と言い切ることはできません。業務用で取引される卸売価格と、売り場に並ぶ小売価格の両方を見ておくと、相場観の精度が上がります。

卸売市場における1kgあたりの価格動向

卸売市場でのいちごは1kgあたりで取引され、季節や作柄によって単価が上下します。需要が高まる12月は1kgあたり1,500円〜2,500円程度で推移することが多く、収穫量が増える3月〜4月には1,000円前後に落ち着く傾向があります。

気候の振れが大きい年は、特定の週だけ価格が跳ね上がることもあります。日々の入荷量と単価は東京都中央卸売市場の公式サイトなどで公表されており、週単位で推移を追う習慣が安定した仕入れにつながります。

スーパーで見かける1パックあたりの値段の目安

スーパーで販売されるいちごは、1パック250g〜300g程度が一般的な規格です。安い時期であれば398円〜598円程度、需要が集中する旬の入り口やクリスマス前後には798円〜980円、条件によっては1,000円を超えることもあります。

同じ価格でも中身の粒数や大きさは店によって差があります。品種名とグラム数を合わせて見比べる癖をつけると、値札の数字だけでは分からない割安感が見えてきます。

 

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いちごの値段が時期によって大きく変わる3つの理由

いちごの価格は気まぐれに動いているわけではありません。供給、需要、天候という三つの要素が重なった結果として、値札の数字が決まっています。

この仕組みを知っておくと、買い物の計画も仕入れの段取りも立てやすくなります。

理由1:旬の時期と収穫量による供給バランスの変動

最も大きな理由は、収穫量と供給のバランスです。いちご本来の旬は春先で、3月から5月にかけて収穫量がピークを迎えます。

市場への入荷が最も多くなるこの時期は需給が緩み、価格は落ち着きやすくなります。逆に、ハウス栽培が立ち上がる初冬や、株が疲れて収穫量が細る時期は供給が不安定になり、単価が上がります。

理由2:クリスマスやイベント時期における需要の急増

次に効いてくるのが需要側の事情です。影響が大きいのは12月のクリスマスシーズンで、ケーキの飾りに欠かせない食材として洋菓子店を中心に業務用の引き合いが一気に増えます。

この時期はまだ収穫量が本格化していないため、供給が需要に追いつきません。年末に向けて店頭価格が跳ね上がる背景には、この需給のずれがあります。

理由3:猛暑や天候不順が産地の作柄に与える影響

いちごは繊細な作物で、天候の影響を強く受けます。夏の猛暑で苗の生育が遅れる、秋に長雨や台風が重なる、冬に低温と日照不足が続く。こうした条件が一つ加わるだけで、収穫量と品質は目に見えて落ちます。

天候は生産者の予測を超えて動くため、予期せぬ価格高騰の直接的な引き金になります。近年の異常気象は、いちごの安定供給における大きな課題です。

いちごが一番安い時期はいつ?月別価格の推移と賢い買い時

一年を通して値動きを並べてみると、買い時はかなりはっきりしています。年末に高騰した価格は年明けに一度落ち着き、収穫量が増える春先に最も手頃になります。

この波を頭に入れておけば、ジャムや冷凍保存用にまとめ買いするタイミングも計りやすくなります。

時期によってどう変わる?いちごの価格変動の背景

店頭価格という点では、クリスマスケーキ需要が集中する12月が高くなりやすい時期です。一方、卸売の単価だけを追うと少し違う姿が見えてきます。

東京都中央卸売市場のデータでは、1月以降じりじりと下がり、4月から5月に底を打ち、7月から10月にかけて再び上がっていく傾向が読み取れます。国産の出回りが細る夏から秋は、わずかな入荷量に業務用の需要が集中するため、1kgあたりの単価が上がりやすいのです。

つまり、家庭の買い物で「高い」と感じる月と、仕入れ担当者が単価に頭を抱える月は必ずしも一致しません。立場によって高値の季節が違うことを押さえておくと、価格交渉の見通しも変わってきます。

3月〜5月が狙い目!旬の終盤に価格が落ち着く時期

もっとも安く買いやすいのは3月から5月です。全国の産地で収穫がピークを迎え、市場に大量に出回ることで価格が落ち着きます。

供給量がピークに達する3月から5月は、味と価格のバランスが最も取りやすい時期です。ジャムやスイーツづくりなど、量を使う用途にも向いています。

スーパーのいちご1パックの値段を品種別に比較

売り場をよく見ると、同じいちごでも品種ごとに値段が違います。この差は、栽培の難しさ、収穫量、ブランドとしての知名度、そして粒の大きさや味の個性から生まれます。

代表的な品種の価格目安と特徴を並べておきます。好みや用途に合わせて選ぶ際の目安にしてください。

【福岡県産】あまおうの価格帯と特徴

福岡県で生まれたあまおうは、あかい・まるい・おおきい・うまいの頭文字から名付けられたブランドいちごです。大粒で食べ応えがあり、甘みと酸味のバランスの良さが人気を支えています。

知名度と品質から価格はやや高めで、1パックあたり1,500円〜2,000円程度で販売されることが多い品種です。贈答用としての需要も安定しています。

【栃木県産】とちあいか・スカイベリーの価格帯と特徴

いちご生産量日本一の栃木県からは、とちあいかとスカイベリーが知られています。とちあいかは酸味が控えめで甘さが際立ち、縦にカットすると断面がハート形になる点も特徴です。

価格は1パック500円〜800円程度と比較的手頃です。一方のスカイベリーは大粒で円錐形が美しく、贈答向けとして1パック1,000円以上で並ぶこともあります。

【静岡・愛知県産】紅ほっぺの価格帯と特徴

紅ほっぺは、静岡県や愛知県などを中心に栽培されている品種です。果皮も果肉も鮮やかな紅色で、甘みが強く、いちご本来の甘酸っぱさも残るのが持ち味です。

果肉がしっかりしているため、カットしても崩れにくくケーキの飾り付けにも向きます。価格帯は比較的安定しており、1パック500円〜700円程度で手に入りやすい品種です。

【その他】ゆうべに・きらぴ香など人気品種の価格帯

熊本県産のゆうべには、香りが強く上品な甘さで贈答用としても選ばれています。静岡県生まれのきらぴ香は、艶のある外観とフルーティーな香りが特徴で、ブランド品種として注目度が高まっています。

いずれも栽培地域や収穫量が限られるため、価格はやや高めに落ち着く傾向があります。

なぜ高い?高級いちごや白いちごの値段の秘密

デパートや専門店で見かける、1粒1,000円を超える高級いちごや希少な白いちご。あの値段には、見た目や味だけでは説明しきれない背景があります。

栽培の手間、ブランド価値、希少性という三つの視点から見ていきます。

徹底した品質管理と栽培にかかる手間

高級いちごの価格を押し上げている要因のひとつは、栽培にかける手間とコストです。温度、湿度、日照時間を細かく管理した環境で育て、最も良い状態で届けるための条件を整えます。

さらに、一粒ごとに栄養が行き渡るよう摘果を行い、残した果実だけを大きく育てます。手をかけた分だけ収穫量は減り、それが単価に反映されていきます。

贈答用としての高いブランド価値と希少性

1粒数千円で取引されるようないちごは、贈答用としての需要を前提に生産されています。厳しい基準で選果され、わずかな傷や形の崩れがあるものは市場に出回りません。

生産量そのものが限られ、そこからさらに絞り込まれるため希少性は高くなります。この希少性と積み上げてきたブランドイメージが、価格を支えている構造です。

白いちごの値段が高めに設定される理由

白いちごは、赤い色素であるアントシアニンを生成しないように品種改良されたいちごで、栽培している農家がそもそも限られています。

加えて繊細で傷みやすく、完熟の見極めにも経験が必要です。栽培の難しさと珍しさが付加価値となり、一般的な赤いいちごより高い価格で取引されています。

いちご狩りの料金相場は?時期や地域による価格差と選び方

その場で味わえるいちご狩りも、料金の考え方は市場価格と連動しています。シーズン序盤の冬は高めに設定され、春が進むにつれて下がっていくのが一般的な流れです。

料金は30分や60分の食べ放題プランが主流です。相場と選び方のポイントを押さえておきましょう。

シーズン開始直後と春休み以降の料金変動

シーズンが始まる12月〜1月頃は、いちご自体の市場価格が高いことも重なり、大人1人あたり2,500円〜3,000円程度が目安になります。

収穫量が増える3月以降、特に春休みを過ぎた4月〜5月にかけては料金が下がり、1,500円〜2,000円程度で楽しめる農園が多くなります。

食べ放題プランの値段と満足度を上げるポイント

時間制の食べ放題では、つい量で元を取ろうと考えがちですが、選び方を知っているだけで満足度は変わります。

  • ヘタの近くまで赤く色づいているものを選ぶ
  • ヘタが反り返っているものは完熟のサイン
  • 複数の品種を育てている農園を選び、味の違いを比べる
  • 料金が下がる春の時期を狙い、ゆっくり味わう

【業務用】いちごの仕入れ価格を安定させるポイント

飲食店や製菓店にとって、いちごは季節のメニューを成り立たせる食材です。しかし価格の振れ幅が大きいため、原価計算のうえでは扱いにくい品目でもあります。

相場を理解したうえで、用途に応じた品質を選ぶ、オフシーズンの代替を用意する、そして相談できる仕入れ先を確保する。この三つが揃うと、価格の波に振り回されにくくなります。

仕入れルートごとの違いを比較したい場合は、いちごの業務用仕入れを市場・農家直送などから比較した記事も参考になります。

用途に応じたサイズや等級(A品・B品)の賢い選び方

コストを抑える近道は、用途に合った等級を選ぶことです。ケーキのトッピングなど見た目が売りになる場面では形の整ったA品が必要ですが、ジャムやソース、スムージーのように加工して使うなら、形が不揃いなB品や規格外品でも十分に役割を果たします。

見た目が必要な用途だけA品を使い、加工用はB品に振り分けるだけで仕入れ全体の負担は変わります。

なお、仕入れの相談時によく出てくるロットとは、まとめて発注する数量の目安のことです。必要量と使い切れる期間を先に整理しておくと、条件の擦り合わせがスムーズになります。

国産の夏いちごや輸入いちごの価格と活用法

一般的な国産いちごの旬が終わる夏から秋にかけては、夏秋いちごと呼ばれる品種が使われます。冷涼な気候を活かして栽培され、主に業務用として流通しますが、生産量が少ないため価格は高めです。

夏場の使い勝手を検討している方には、北海道産いちご「雷峰」の特徴を解説した記事もあわせて確認しておくと判断材料が増えます。

コストを優先するなら、冷凍いちごや輸入いちごも選択肢になります。生果らしさが必要な料理か、加工して使う料理かで向き不向きが分かれるため、メニュー単位で使い分ける発想が有効です。

安定供給を見据えた仕入れ先の選定方法

年間を通して仕入れを安らかに回すには、条件を相談できる相手を持っているかどうかが分かれ目になります。特定の産地に依存せず、複数の産地とつながりのある業者であれば、ある産地が不作でも別の産地から手当てできる可能性が残ります。

また、A品からB品、加工用まで幅広い規格を扱っている業者なら、メニュー変更や急な数量の増減にも柔軟に応じてもらいやすくなります。価格だけで選ばず、相談のしやすさを含めて比べておくと、繁忙期に助けられる場面が出てきます。

 

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いちごの値段に関するよくある質問

いちごの値段が一番高くなるのは何月ですか?

小売店頭では、クリスマスケーキと年末年始の贈答需要が重なる12月が高くなりやすい時期です。収穫量が本格化していない段階で需要が集中するためです。

一方、卸売の1kg単価で見ると、国産の出回りが少なくなる夏から秋にかけても水準が上がる傾向があります。家庭用と業務用で高値の季節がずれる点を覚えておくと便利です。

スーパーで値段が安い訳ありいちごは買っても大丈夫ですか?

問題ありません。安く売られている訳ありいちごは、形が不揃いだったり、軽い傷があったりするだけで、味や品質は正規品と大きく変わらないことがほとんどです。

見た目を気にしない自家消費や、ジャム・スムージーなどの加工用途であれば、むしろ効率のよい選択肢といえます。

贈答用の高級いちごは、なぜ普通のいちごと値段が大きく違うのですか?

栽培にかかる手間とコストが大きく異なります。管理された環境で育てられ、厳しい基準を通った大粒で形の良いものだけが選ばれます。

生産量が限られる希少性と、ブランドとしての評価も価格に反映されるため、一般的ないちごとの差が生まれます。

まとめ

いちごの値段は、時期、品種、品質、そして需要と供給のバランスによって動きます。店頭価格が上がりやすいのはクリスマスシーズンの12月で、収穫量がピークを迎える3月〜5月が最も買いやすい時期です。

スーパーでは1パック398円から1,000円超まで幅があり、あまおうのようなブランド品種や贈答用の高級品はさらに上の価格帯で取引されます。

価格が決まる仕組みを押さえておけば、家庭での買い物でも業務用の仕入れでも、判断の軸がぶれにくくなります。

北のやさい便が選ばれる理由

いちごの価格を追いかけていて行き詰まりやすいのは、数字そのものではなく「夏場をどう埋めるか」という点ではないでしょうか。国産の出回りが細る時期は、単価が上がるだけでなく、欲しい規格が思うように集まらないという悩みがついてきます。

北海道は冷涼な気候を活かした夏秋いちごの産地です。国産いちごが品薄になる時期に、状態の良いいちごを検討できることは、季節メニューを組む側にとって選択肢の広がりにつながります。

私たちは北海道の生産者と直接やりとりしながら、旬の青果を確保しています。ケーキのデコレーションに向くA品から、ジャムやソースなどの加工に使いやすいB品まで、どの用途にどの規格を充てるかという段階からご相談いただけます。

必要な数量や納品時期は、店舗の規模や提供期間によって変わります。価格やロットは商品・時期・数量によって異なるため、まずはご希望の条件をお聞かせいただき、実現できる形を一緒に探すところから始めています。産地や規格の選び方を含めた考え方は、業務用野菜の卸売・産地直送のご案内でも整理しています。

季節ごとに手に入る品目を見渡したい方は、北海道産野菜の旬カレンダーもあわせてご覧ください。年間の献立づくりや仕入れ計画の下敷きとしてお使いいただけます。

いちごの仕入れについて気になる点があれば、決まりきった条件でなくてもかまいません。どのくらいの品質を、どの量で、いつまでに必要か。その輪郭を伺えれば、こちらから具体的なご提案をお返しできます。

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