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2025年じゃがいも不作の原因と影響は?価格高騰につながる背景を解説

2025年11月05日

2025年は国産じゃがいもが不作となる懸念が強まっています。
天候不順による主産地の収穫量減少や、輸入価格の高騰など、複数の要因が重なっているのが現状です。

この状況は、私たちの食卓や外食産業に大きな影響を及ぼす可能性があります。
この記事では、2025年のじゃがいも不作の具体的な原因から、生活への影響、今後の見通し、そして家庭や事業者でできる実用的な対策までを詳しく解説します。

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2025年にじゃがいもが不作となる見込みの主な理由

北海道のじゃがいも畑の収穫風景

日本のじゃがいも生産量の約8割を占める北海道

 

2025年のじゃがいも不作は、単一の原因ではなく、複数の要因が複合的に絡み合って引き起こされています。
国内最大の産地である北海道での天候不順が最も大きな打撃となっているほか、春先に出回る九州産じゃがいもの生育不良も供給減に拍車をかけています。

さらに、国内の不足分を補うはずの海外からの輸入も、世界的な不作や円安の影響で高騰しており、安定した供給の確保が難しい状況です。

理由1:主産地である北海道の天候不順

日本のじゃがいも生産量の約8割を占める北海道において、天候不順が生育に影響を及ぼしています。
生育初期にあたる夏の猛暑や干ばつによって、土中の芋の数が十分に増えず、その後の肥大期にも雨量が少なかったため、全体的に小玉傾向となりました。
さらに、収穫期に台風や長雨が続いたことで、畑がぬかるみ収穫作業が大幅に遅延しました。

収穫の遅れは、芋が土中で傷んだり腐敗したりするリスクを高め、品質の低下も招いています。
こうした複合的な天候要因が重なった結果、北海道産のじゃがいもは収穫量が大幅に減少し、市場全体の供給不安の最大の要因となっています。

じゃがいもは北海道が全国有数の産地であり、作柄の変化は市場全体に影響しやすい状況です。
2025年の不作を考えるうえでも、作付面積や収穫量、出荷量の動きを確認しておくことが重要です。
出典:農林水産省「作況調査(野菜)」

理由2:九州産じゃがいもの生育不良

北海道産に先駆けて、春に「新じゃが」として市場に出回る九州産のじゃがいもも、生育不良に見舞われました。
主産地である長崎県や鹿児島県では、生育期間にあたる冬から春にかけての気候が不安定でした。
冬の気温が例年より高く推移したかと思えば、春先には遅霜に見舞われるなど、じゃがいもの順調な生育を妨げる条件が重なりました。

このような天候不順は、芋の肥大に悪影響を及ぼし、小ぶりなサイズのものが多くなる原因となります。
結果として、春先のじゃがいも出荷量が計画を下回り、年間を通じた供給不足の懸念を早期から高める一因となりました。

理由3:海外からの輸入じゃがいもも高騰傾向にある

国内の供給不足を補う手段として期待される輸入じゃがいもですが、こちらも厳しい状況にあります。
特にフライドポテトなどの加工品原料として多くを依存するアメリカやヨーロッパといった主要生産国でも、干ばつなどの異常気象による不作が報告されています。
世界的にじゃがいもの供給量が減少しているため、国際的な取引価格が上昇傾向にあります。

さらに、円安が進行していることで、海外から買い付ける際のコストが大幅に増加しました。
国内の不作と海外からの輸入価格高騰の状況により、代替供給の確保が困難な状況に陥っています。

理由4:構造的な供給課題と安定需要

じゃがいもは、家庭料理だけでなく、ポテトチップスなどの菓子類、コロッケなどの惣菜、フライドポテトといった外食産業まで、多岐にわたる分野で利用されており、安定した需要が見られます。一方で供給面では、天候不順による一時的な減産リスクに加え、生産者の高齢化や後継者不足による作付面積の減少という構造的な課題が深刻化しています。

このような構造的な問題により、需要に対して供給基盤が脆弱化しており、天候不順などの外的要因が加わった際には、供給不足に陥りやすい状況となっています。実際に、2025年5月時点でのじゃがいも1kgの全国平均小売価格は、前年同月と比較して約39.51%上昇し、一部地域で高騰が見られました。その後6月には卸売数量の増加により価格は落ち着きを見せていますが、生産基盤の縮小傾向は続いており、中長期的には安定供給への懸念が高まっています。

 

2025年のじゃがいも値上がりについて、原因だけでなく業務用仕入れ対策や全体像までまとめて確認したい方は、2025 じゃがいも値上がり|価格高騰の理由と業務用仕入れ対策(完全版)もあわせてご覧ください。

じゃがいもの不作が私たちの生活に与える影響

スーパーマーケットに並ぶじゃがいもと価格表示

じゃがいも不作の影響は私たちの生活に直接影響する

 

じゃがいもの不作は、単に農作物が不足するという問題にとどまりません。
私たちの生活の身近なところで、様々な影響となって現れる可能性があります。
スーパーマーケットでの販売価格が上昇し、日々の家計に直接的な負担となるほか、じゃがいもを原料とするポテトチップスなどの加工食品が品薄になることも考えられます。

さらに、飲食店ではフライドポテトといった定番メニューの提供が難しくなるなど、食卓から外食まで広範囲に影響が及ぶ見込みです。

スーパーでの販売価格が上昇し家計を圧迫

市場に出回るじゃがいもの総量が減少すれば、需要と供給のバランスから小売価格の上昇は避けられません。
じゃがいもはカレーや肉じゃが、サラダなど多くの家庭料理で使われる基本的な食材であるため、価格の上昇は日々の食費に直接的な影響を与えます。

普段よりも価格が大幅に高くなるだけでなく、特売の対象から外れたり、1袋あたりの内容量が減らされたりといった実質的な値上げも起こり得ます。
多くの家庭にとって、頻繁に購入する食材の値上がりは家計への負担増に直結するため、献立の見直しや節約を迫られる場面が増えるかもしれません。

ポテトチップスなど加工食品が品薄になる可能性

ポテトチップスをはじめとするじゃがいも加工食品は、原料の安定確保が生産の生命線です。
菓子メーカーは、加工に適した品種やサイズのじゃがいもを大量に、かつ継続的に仕入れる必要があります。
しかし、2025年の不作によって原料の調達が困難になると、生産計画の見直しを余儀なくされます。

具体的には、生産ラインの稼働を一部縮小したり、特定の商品を一時的に販売休止したりする対応が考えられます。
過去の不作時にも、一部の人気商品が店頭から姿を消した事例がありました。
そのため、普段楽しんでいるスナック菓子などが手に入りにくくなる可能性があります。

飲食店でフライドポテトなどのメニューが休止されることも

ファストフード店やファミリーレストラン、居酒屋など、多くの飲食店にとってフライドポテトは集客力のある定番メニューです。
これらの店舗で提供されるフライドポテトの多くは、海外から輸入された冷凍加工品に依存しています。
しかし、国内の生鮮じゃがいもの不作に加えて、海外の主要産地でも天候不順による不作や、円安による輸入コストの高騰が発生しています。

原料の安定した仕入れが困難になれば、一部の店舗ではフライドポテトのSサイズのみの販売といったサイズ制限や、一時的なメニュー休止といった措置を取らざるを得ない状況も想定されます。

じゃがいも不作の影響は今後もしばらく注意が必要

2025年のじゃがいも不作による影響は、すぐに解消するとは限りません。
作柄の回復状況や産地ごとの出荷量によっては、今後もしばらく価格や供給の動向に注意が必要です。

特に、需要の高い時期や産地の切り替わりのタイミングでは、価格が不安定になりやすいこともあります。
そのため、今後の見通しを断定するよりも、最新の出荷状況や市場動向を確認しながら、柔軟に対応していくことが大切です。

不作に備えてできること

様々な種類のじゃがいもと代替食材

事業者が取り組める実践的な対策がある。

 

じゃがいも不作の影響が続く可能性を考えると、日頃からいくつかの備えをしておくことが大切です。
価格や供給の変化に合わせて、無理なく対応できる選択肢を持っておくと、急な影響にも対応しやすくなります。

対策1:複数の仕入れ先や選択肢を持っておく

ひとつの産地や仕入れ先に依存しすぎると、不作や価格高騰の影響を受けやすくなります。
複数のルートを持っておくことで、状況に応じて調整しやすくなります。

対策2:冷凍ポテトや他のいも類も視野に入れる

じゃがいもの供給が不安定な時期には、冷凍ポテトやさつまいも、かぼちゃなど、代替しやすい食材を取り入れる方法もあります。
メニューや用途に応じて使い分けを考えておくと、影響を抑えやすくなります。

対策3:フードロスを減らして使い切る工夫をする

仕入れ価格が上がる局面では、無駄なく使い切る意識も重要です。
保管方法や使用量を見直し、ロスを抑えることで、結果的に負担軽減につながります。

対策4:公的機関や市場情報も確認する

不作や価格高騰の状況は、報道だけでなく、公的機関や市場情報でも確認できます。
最新の動きを把握しておくことで、落ち着いて対応しやすくなります。

まとめ

2025年のじゃがいも不作は、北海道や九州での天候不順、生育不良、輸入価格の上昇、そして構造的な供給課題など、複数の要因が重なって起きています。
その影響は、家庭の食卓だけでなく、飲食店や給食、加工現場など幅広い場面に及びます。

今後もしばらくは、価格や供給の動向に注意が必要です。
そのため、原因や影響を知るだけでなく、仕入れ先や代替食材、ロス削減など、できる範囲で備えておくことが大切です。

2025年のじゃがいも値上がりについて、原因だけでなく業務用仕入れ対策や全体像までまとめて確認したい方は、2025 じゃがいも 値上がり|価格高騰の理由と業務用仕入れ対策(完全版)もあわせてご覧ください。

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じゃがいもの不作や価格高騰が続く局面では、仕入れ先や調達方法を見直したいと考える場面も増えます。
北のやさい便では、産地や市場のネットワークを活かしながら、状況に応じた仕入れ相談にも対応しています。

価格や供給状況に不安がある場合や、業務用の仕入れ先を見直したい場合は、まずはお気軽にご相談ください。

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